議会での質問(詳細)

2016年3月1日

■資源循環局(みわ智恵美)

みわ議員:日本共産党のみわ智恵美です。今日、よろしくお願いいたします。委員長、事前にスライド使用の許可をお願いしておりますので、よろしくお願いいたします。

ごみ収集場所の「カラスイケイケネット」購入に補助金を

最初に、家庭ごみの収集について伺います。
 地域の家庭ごみの集積場所では、決められた日とは別の日に持ってきて置いていく人や、いっぱいになってネットからあふれ出ていたりなど、さまざまの理由で散乱している状況があるのをご存知だと思います。このような場合に、局としての取り組みをしているということですが、その対応する人員は事務所毎に特別に決められた人の配置がされているのでしょうか、伺います。

葛西資源循環局長:収集員がそれぞれの収集行為の中で行っておりますので、特別のそのための人員ということは決めておりません。

みわ議員:非常に重要だと思うんですけれども。
 また、地域では、自治会でネットを購入し、毎日掃除をするなど、大変な努力で町の美化に努めておられます。また、環境事業推進委員の方々は日々、集積場所の美化や分別収集に取り組まれていて、地域で起きている集積場所の散乱などでも大変苦労されていて、いらっしゃった方との相談もされていると思うんですけれども、なかなかこのような中で、地域住民同士ではどうしても解決が困難な場合があります。その場合の対応はどのようにされているのでしょうか。

葛西資源循環局長:地域でのお話し合いがまとまらずに、集積場所の移動や分散が難しい場合には、地域のみなさまと一緒になって早朝から現地で啓発を行ったり、ルールの遵守を促す看板をご一緒に設置するなど、現状の集積場所の改善に取り組んでおります。

みわ議員:人の対応が本当に大切だと思いますので、そのためには事務所として、地域の問題に対応し動ける人員配置が必要だと思います。市民のために、局として、きちんとした対応ができるための人員配置を決めるべき。このことを進めるべきだと考えますが、いかがでしょうか。

葛西資源循環局長:現状の中で、さまざまな市民のみなさまのご相談にお答をいたしましたり、さまざまそれぞれの地域のそれぞれ集積場所の状況につきましては、収集員がそれぞれ把握をした中で、対応をしております。また、ご相談受けた場合についてはお答えをするというようなところについても、さまざまなご相談を受けるということについても対応しておりますので、それぞれの現状の体制の中でご相談を受けるということについては、改善をするというような対応をしているところでございまして、現状の配置の中で、今後も対応していくものと考えております。

みわ議員:今後、北仲通に1,200戸という巨大マンションが建設されるとの報道もあります。こういうところは、町中にごみを出されるということはないと思いますけれども、市内では小規模な開発も次々とありまして、まちづくりの観点からもさまざまな地域のごみ問題にしっかりと対応できる人員配置は必要だと考えておりますので、これ、求めていきたいと思います。
資源循環局スライド1 スライド(スライド1)をご覧ください。地域によっては、この写真のように、マンションの中で集積場所をつくっていて、収集日に管理組合としてごみを出すところもありますが、多くは地域の町角に集積場があります。
資源循環局スライド2 こちらのスライド(スライド2)、これは、「カラスイケイケネット」と呼ばれているそうですが、この効果について伺います。

葛西資源循環局長:カラスや小動物などから集積場所が荒らされているものを防ぐような効果があるというふうに考えております。

みわ議員:町の美化のためには、この「カラスイケイケネット」は大変効果的で、私も町を歩いていて、劇的に町が美しくなっているなということも感じます。しかし、いまだに集積場所では自治会などで何とか1枚の布を、ネットを購入していますけれども、すぐにごみがはみ出して、カラスに持ち上げられたりで、荒らているところがあります。カラスイケイケネットを購入できる経済的な環境が地域にないということで、小さな小規模開発で出す所だけを決めたような所では、買えないわけで、ぜひとも、今、局長が言われたように、カラスをはじめとする小動物を寄せ付けないためにも、欠くことのできないカラスイケイケネットじゃないかと思いますので、これを購入する費用の補助に取り組むことが必要だと考えますが、いかがでしょうか。

葛西資源循環局長:購入費用の助成ということでございますけれども、厳しい財政状況の中で助成というものは困難だというふうに考えております。先ほどお話しましたような資源集団回収などの財源を当てていただくなどの工夫をそれぞれお願いしているところでございます。ごみ集積場所の問題が改善するように、日頃からごみ集積場所の維持管理をしていただいている地域の方々と収集事務所が連携をして、さまざまな工夫を行いながら、引き続き集積場所の改善に取り組んでまいります。

資源循環局スライド3みわ議員:新しい小規模開発では地域の町内会にも入られないという場合もありますので、本当に細かい対応が必要だと思うんですけれども、このように(スライド3)カラスイケイケネットをやってもあふれて蓋がしまらないとか、このように(スライド4)脇にどんどん多くて置いていくということで、これではせっかくこのネットも容量が不足して、カラス資源循環局スライド4の被害にあい、困っています。
 横浜市では、ごみを集積場所まで出すことのできないひとり暮らしの高齢者や障害をお持ちの方にとって、玄関先までごみを取りに行く「ふれあい収集」を実施されていますし、また道幅が狭くて、ごみ出しが不便な地域では軽四輪車による狭あい道路収集を実施されております。ただ、ごみが集積場所に出されましたら、それを収集していくというだけではなく、市民の状況にあわせた対応をして、健康で清潔な美しいまちづくりということで、努めていらっしゃると思うんですね。こういう立場からも、ぜひともカラスイケイケネットも効果的な運用や強化のために、購入費補助を検討すべきだと改めて伺いたいと思います。いかがでしょうか。

葛西資源循環局長:集積場所はご利用になられる方々で場所を決めていただいて、直に行っていただいているところでございます。収集の際にカラスなどによるごみの散乱がある場合には職員も清掃を行っております。収集場所に関するお困りごとについては各区の収集事務所で相談を受けておりまして、排出曜日を守らない方が多いというような場合には看板を設置する、また、ごみをはみ出してしまう場合には集積場所を分散する、そういったような改善事例をお伝えをしているところでございます。先ほど来申し上げておりますように、現状の中では購入費用の助成については困難というふうに考えております。

みわ議員:購入への補助、ぜひ検討していただくことを求めます。

港南台駅前に公衆トイレの設置をぜひ

次に公衆トイレの設置について、伺います。
 公園や駅前に公衆トイレが設置されていますが、駅前トイレなど資源循環局所管の公衆トイレ設置の目的を、改めて伺います。

葛西資源循環局長:当局が所管しております公衆トイレは、不特定多数の往来があり、商店街や交通事業者等によりトイレが設置されていない場所に、公衆衛生の向上を目的として設置しているものでございます。

みわ議員:根岸線沿線の駅についてなんですけれども、公衆トイレが根岸駅前、磯子駅前、新杉田駅前、洋光台駅前と設置されています。港南台駅前には公衆トイレが、隣なんですけどね、設置されていません。本郷台駅にもあります。設置されている根岸線駅前などの公衆トイレはどのような経過で設置されてきたのか、伺います。

葛西資源循環局長:公衆トイレの設置については、設置可能な用地と周辺の同意が必要でございます。これまでもご要望があり、スペースがあったというような所について、設置をしてきたものでございます。

みわ議員:設置されていない港南台駅前の公衆トイレは、繰り返し要望が出されていると思いますけれども、当局としては把握されているでしょうか。

葛西資源循環局長:設置についてのご要望はいただいております。

みわ議員:港南台駅前は、横浜から鎌倉に抜けるハイキングコースでもあり、横浜市緑の七大拠点の一つである円海山の登山口です。平日の朝から、駅前にはハイキングやウォーキング愛好家のみなさんが集合されています。ところが、トイレがありません。また、100系統近いバスのバスターミナルもありますし、タクシーが20台近く止まっているタクシー乗り場もあります。多くの方々が公衆トイレを必要とされています。このような状況の中で、公衆トイレを設置すべきと考えますが、見解を伺います。

葛西資源循環局長:公衆トイレの設置にあたりましては、スペース、また車椅子での利用可能なスペースのある用地と周辺の同意が必要でございます。港南台駅周辺には必要なスペースが確保できないという状況にございまして、現時点では設置は困難な状況にございます。

みわ議員:私、バスターミナルのところで、バーズさんがバスの時刻表を設置していただきたいということで、バーズさんの建物にとってはバスの時刻表は全く関係がありません。港南台のバスターミナルには、4つのバス会社さんが乗り入れているので、4つのバス会社に申し入れをして、バス時刻表が設置されたら、時刻表の管理をしていただきたいということを申し入れして、それで相鉄ローゼンの相鉄ビルメンテナンスさんが管理されておりますバーズの壁に時刻表を設置してもらうということもしてきました。そういうビルメンテナンスをされる方にとっては直接は関係ないものも、やはり本当にみなさんに必要だというものであればできるということもこのことで実感しているんですけれども、横浜市として、観光スポット、この出発点の駅前に公衆トイレがなくて、多くの市民の方々が困っている、こういう状況を解決すべきだと思います。観光スポットのイメージを損なうことのないようにすべきだと考えますが、副市長に伺います。

鈴木副市長:先ほども局長答弁いたしましたように、公衆トイレの設置にあたりましては、スペース、可能なスペースというものがやはり必要になってきます。そこの部分について港南台駅周辺においては必要なスペースが確保できないために、現時点では困難であるというようにお答えをさせていただいております。

みわ議員:ぜひ、近隣ともしっかり話し合いをしていただいて、横浜市として、本当に大事な観光スポットの出発点、本当に恥ずかしいことが起きないように、取り組んでいただくことを求めます。

子どもたちの力を活かして生ごみ減量化の普及啓発を

みわ議員:次に、生ごみ減量化の普及啓発について伺います。
 家庭系ごみの中でも生ごみの減量というのは最重要課題だと思いますが、この生ごみの減量についての見解を伺います。

葛西資源循環局長:生ごみはご家庭から毎日出る身近なもので、調理の仕方や水切り、または土壌混合法の活用など、いろいろな工夫で減らすことができるものでございます。それぞれのご家庭のちいさな行動でも、まとまれば燃やすごみ全体の減量に大きな効果があり、スリムプランの目標達成につながっていく重要な取り組みであると考えております。

資源循環局スライド5みわ議員:生ごみの減量化のひとつとして土壌混合法についてですが、スライド(スライド5)ご覧ください。私も、生ごみを減量するためにと、土壌混合法に取り組み始資源循環局スライド6めてみましたが、実践してみますと、本当に生ごみとして捨てるものがないなという気持ちになるという自分の事態に驚きました。本当に普及すればいいと実感します。
 日本共産党は、これまで土壌混合法について、生ごみ処理機の普及啓発などの場合を取り上げて、他の自治体への取り組みでスーパー前での実践が非常に効果があったということや、実践キットを1セット1,000円で普及しているという葉山町のことを紹介して普及啓発に取り入れることを求めてきました。新年度は、横浜市としても、さらに土壌混合法に力を入れていくということですが、改めて土壌混合法の啓発の進め方について伺います。

葛西資源循環局長:土壌混合法に取り組んでいただいていらっしゃるということで、本当にありがとうございます。各区におきまして、それぞれの地域性なども踏まえまして、区役所や大型スーパー店頭で啓発をするとともに、地域に出向いて、町内会館等で出前講座を行うなど、きめ細かく取り組んでおります。啓発にあたりましては、実演形式を中心に、土壌混合法で栽培した野菜を展示したり、虫や臭いを発生させないポイントなどをご説明をして、広く普及を図ってまいります。

みわ議員:共産党の方でもお願いしたいろいろキットの問題や大型スーパー前でしていただくということで、本当に前進すると思うんですけれども。
この土壌混合法のことを説明したパンフレット、大変かわいいですし、子どもたちにもちょっと開いてみようかなと思う気持ちになるんじゃないかと思います。保育園などでの取り組みもされているということで、子どもたちの力が大いに発揮されることがご存知だと思うんですけれども、各家庭で実践するためにも、子どもたちのこの力をぜひ借りて進めていくという点でも、学校や幼稚園での普及啓発の取り組みは今後されていくお考えがあるのでしょうか。

葛西資源循環局長:子どもたちへの啓発は3Rを実践する大人に成長してもらうとともに、子どもたちが家庭内に広めてくれるといった効果も期待できまして、大変重要であると考えております。現在、学校などでの出前講座における水切りのピーアールや、保育園の園庭を使用して土壌混合法を実践するスリム農園などの取り組みを行っておりますけれども、今後は子ども向けのチラシを作成をして配布をするというようなことまでも含めて検討してまいります。

みわ議員:ありがとうございます。ぜひとも、このすばらしいパンフレット、ちょっとお金かかりますけど、本当に子どもたちが開いてみようかなっていうふうに思えるので、ぜひこれを学校や保育園、幼稚園などで配布していただきたいと思うんです。今、チラシをつくってというちょっと消極的な発言だったんですが、パンフレットでということで、ぜひ検討していただきたいんですが、いかがでしょうか。

葛西資源循環局長:なかなか部数の問題などもございまして、たくさん冊子というようなかたちで大量な部数を刷るということは難しいかもしれませんけども、さまざまな工夫をしながら、子どもさん向けの啓発に取り組んでいきたいというふうに思います。

みわ議員:ごみ全体の減量化、抑制をするについても、本当に子どもたちは地球温暖化防止ということも学んでいく場にもなると思いますので、ぜひパンフレットを学校での配布をしていただきたいと思います。
土壌混合法を取り組むなど、資源循環局として生ごみ減量化によって最終的に目指すものを教えて下さい。

葛西資源循環局長:生ごみの減量は、家庭における3Rの最も身近な実践行動であり、スリムプランにかかげる将来ビジョンである誰もが3R行動を実践するライフスタイルの定着を目指す重要な取り組みであると考えております。また、スリムプランでかかげる「横浜らしくかっこよくもったいないを楽しもう」のキャッチフレーズを実践するもので、こうした取り組みをはじめとした市民、事業者、行政の協働による3Rの推進が、環境未来都市として未来の子どもたちに豊かな環境を残せることにつながるものと考えております。

みわ議員:総合的に本当に進めていただき、子どもたちが取り組むことで期待されますので、しっかりと予算も付けてお願いしたいと思います。

放射線対策費の賠償をしっかり東電に求めよ

みわ議員:次に、東京電力に対する放射線対策費の賠償について伺います。
 東日本大震災から丸5年を迎えようとしています。東京電力福島第一原子力発電所放射能過酷事故にかかわって、資源循環局としては、取り組んでいる放射線対策の事業を教えて下さい。

葛西資源循環局長:焼却工場や南本牧最終処分場での対策として薬品庫購入や設備改造を行っております。また、焼却工場や最終処分場での放射線測定も行っているところでございます。

みわ議員:そういうことにかかった費用として、東京電力株式会社に対して、資源循環局が放射線対策費としてこれまでに請求した金額と、東電から支払われた賠償金額を示してください。

葛西資源循環局長:資源循環局がこれまでに東京電力に請求した金額は合計で約14億3,200万円となっています。また、これまでに東京電力から支払われた金額は合計で1,430万円となっております。

みわ議員:本当にひどい、十分に支払っていない状態がわかります。新年度予算では、放射線対策費として3億8,500万円を計上していますので、これは請求されると思いますが、これまでに支払われていない賠償金も請求していくのでしょうか。

葛西資源循環局長:市民のみなさまの安全安心の確保のために、放射線対策を講じているものでありますので、その費用は東京電力が全額負担すべきものと考えております。まだ、支払われていない費用については、賠償の対象となるよう、本市の窓口となっている財政局と連携しながら、粘り強く協議を行ってまいります。

みわ議員:横浜市が売電契約を結んでいた新電力大手日本ロジテック共同組合からの約7億円の支払いが滞っている問題が報道されています。ここでは14.6%の遅延金も支払われていないということが明らかにされました。
そこで、伺いたいのですが、東京電力に対する損害賠償金請求には、遅延金についての取り決めがあるのでしょうか。

葛西資源循環局長:現状では、契約の中に、契約といいますか、遅延金云々というような取り決めもしておりませんので、現状では遅延金についての請求、発生といいますか、請求といったようなことは行っておりません。

みわ議員:資源循環局だけで14億円というような本当にたくさんのお金をかけてやっているわけで、賠償金を支払わない東電の態度は到底認められないわけですが、横浜市として請求を続けていくということで、そういう利子もかかっていないということであれば、法的手段も検討して、賠償金を求めるということが必要だと考えるんですが、副市長に伺います。

鈴木副市長:市民のみなさまの安心安全の確保のために、放射線対策を講じているものでございます。その費用については、東京電力が全額負担をすべきというように考えています。法的手段につきましては、国や他都市、また東京電力の対応などを見極めながら、必要な対応について、検討してまいりたいというふうに考えております。

みわ議員:市民の安全安心のために横浜市が財政を出動させて対応しているのですから、しっかりとこれからも東京電力に求めていくわけですが、求める求めるということでは力が本当に足りないと思うので、他の様子をみるのではなく、横浜市からも他の自治体、それから国にも働きかけて、法的手段もとっていくと、そういう態度が求められていると思うんですが、再度いかがでしょうか。

鈴木副市長:先ほどと同じ答弁になりますけれども、法的手段等につきましては、国、他都市、また今後の東電の対応を見極めながら、必要な対応について検討させていただきます。

みわ議員:終わります。ありがとうございました。

  • 2017年 市民要望アンケート

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