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【2009年度予算特別委員会】「総合審査」 大貫憲夫議員

出来うる限りの手立てを尽くして市街化区域の緑を守れ

質問する大貫憲夫議員 24日の横浜市議会予算特別委員会総合審査で、大貫憲夫議員が日本共産党を代表して質問し、市街化区域で規制逃れのための分割開発を許さず、緑を保全するよう中田宏市長に求めました。

 大貫市議は、緑が激減した南区永田北の分割開発を写真パネルで示して、市が分割開発を認めながら、横浜みどり税といって緑を守るための税金を市民に課すことに疑問を感じるという市民の声を紹介。開発許可基準をすり抜けるような分割開発を抑制する施策を打ち出す必要性を強調しました。

 中田市長は、緑を保全、増やしていく上で開発の規制・誘導は重要と答弁。分割開発について「民間事業者のモラルが問われている」とのべ、効果的な規制を今後も研究していきたいと答えました。

 大貫市議は、開発行為によって必要な上下水道の施設の接続について、開発業者と市が協議することを定めた都市計画法32条を使って指導すれば、開発の誘導は可能だと提案しました。

 中田市長は「ご意見として受け止めていきたい」とのべました。

 また、横浜市の経済対策についても質問しました。

大貫議員の質問と答弁はこちらをごらんください。