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白井正子議員が請願不採択に反対討論

市民の切実な願いに背を向ける請願不採択に反対

討論を行う白井正子議員 日本共産党の白井正子議員は26日、横浜市議会で請願の不採択に対する反対討論を行いました。討論では、気候保護法、横浜保育室、学校教育等の改善要求、定時制高校の給食費値上げ、国保料、介護保険料の引き上げ反対等、8件の請願不採択と、改正国籍法に関する国への意見書の請願採択について、反対の意見を述べました。

 昨年から「京都議定書」の第一約束期間が始まりましたが、日本の対策は進んでおらず、CO2など温室効果ガスの排出量は増え続け、このままでは生活の安全や経済活動の基盤にも深刻な影響がおよびかねません。白井議員は、請願は温室効果ガス排出削減数値目標を法律で掲げること等を求めているもので、採択すべきと述べました。

 横浜保育室は、認可保育園待機児童解消の受け皿として重要な役割を担っています。請願では、認可保育園と同じ処遇ができるよう、横浜保育室への基本助成の増額や所得に応じた保育料軽減のための助成などを求めています。白井議員は、「待機児が急増しているこの時期だからこそ採択すべき」と述べました。

 国保料については、新年度予算では全世帯で値上げとなり、介護保険料の引き上げとともに、負担は増すばかりです。白井議員は「国保料引き上げになれば、滞納世帯が増え、資格証の発行がさらに増える」として、請願を採択すべきと主張。介護保険料については、政令指定都市のうち7市で値下げ、3市で据え置きになっているにもかかわらず横浜市が値上げしていることを指摘し、「一般会計から繰り入れ等による介護保険料の引き下げが求められる」と述べました。

 白井正子議員の討論全文はこちらをごらんください。