市政ニュース
2016年10月5日

【決算特別委員会】宇佐美議員が環境創造局審査で質問

住民無視の入江町公園プール廃止に反対

環境創造局で質問する宇佐美議員 2015年度決算特別委員会で5日に行われた環境創造局審査で、宇佐美さやか議員(神奈川区選出)は、入江町公園プール廃止問題について質問しました。

 神奈川区にある入江町公園プールは、1995年に開設され、年間約1万5,000人が利用する、近隣住民の夏場の憩いの場です。
 横浜市は、財政の見通しが厳しいとして、学校の建替え等の機会をとらえ、学校プールと屋外公園プールの集約を検討する方針です。このたび、その第一号として、入江町公園プールを廃止し、移転新築する近隣の子安小学校のプールと集約することにしました。
 宇佐美議員は、住民の福祉の向上が目的の公園プールと教育が目的の学校プールを一緒にするのはおかしいと指摘。市は地域住民などにきちんと説明・周知しているというが、PTAの役員の中には聞いていない人もおり、説明が不十分ではないかとただしました。
 さらに、5月に市が開催した説明会では、発言した10名全員がプール廃止に反対しており、「財政の観点だけでなくして、小学校のプールに替えることは反対」「採算があわないから減らすなど、心が冷たい行政だ」「上の子が学校に行っている間に下の子をプールに連れていかれるのがいいのに、なくされると困る」などの住民意見を紹介。地域住民が立ち上げた「子安小学校移転と入江町公園プールの集約を考える会」は1,147人の署名を集め、9月20日に林市長宛てに「入江町公園プールの存続を求める要望書」を提出しています。
 宇佐美議員は、「不要不急の高速道路の建設や港湾整備などの大型開発には湯水のように税金を使うのに、住民のみなさんの夏のささやかな楽しみを税金の無駄遣いだとでも言うのでしょうか」として、住民無視の入江町公園プール廃止に反対し、プール存続を求めました。
 環境創造局長は、方針に従っており、住民説明もきちっとしていると述べました。

◎質問と答弁の全文はこちら「■環境創造局(宇佐美さやか)」をご覧ください


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