市政ニュース
2017年2月22日

みわ智恵美議員(港南区選出)が現年度議案等 反対討論

子安小学校移転用地に伴う三菱地所の横暴を許すな

発言するみわ議員=2月22日本会議場 横浜市議会では2月22日、一般議案議決の討論が行われ日本共産党を代表して、みわ智恵美議員(港南区選出)が討論に立ち、県外法人に頼らざるを得ない市立保育所の民間移管、原因が解明されていない下水道料金の未徴収問題、新たなMICE施設のための緊急輸送路の廃止、子安小学校移転用地取得に伴う三菱地所との不公正な等価交換、PFI事業による文化体育館整備費の増額など、5件の議案と3件の請願の不採択について、反対討論を行いました。
 神奈川区の子安小学校では、すでに児童数が970人、教室不足で校庭にプレハブを建てて対応。今後も児童数が増えることが予想されているために、移転を決めました。移転先用地の土地所有者である三菱地所レジデンスは、土地売却ではなく、市が保有する土地との等価交換を求め、両者間で合意が成立しています。市が提供を予定している主な土地は、現子安小学校用地です。
 しかし、三菱地所は、子安小学校用地の駅に近い南側の部分だけを等価交換の用地として求め、北側の部分は取得せず、別の市有地を求めています。ここにマンションが建設されれば、マンションの日蔭となる北側の細長い土地が横浜市に残されるという事態が予想されます。
 みわ議員は、横浜市は、企業に対して社会的責任をはたし公平な取引をするよう働きかけることを求め、今回の等価交換によるやり方は改めるべきだと主張。土地の事前調査費とその処理費を全額横浜市が負担すると覚え書きの見直しもおこなうべきと述べました。

◎討論全文は「こちら」をご覧ください。


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