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米軍艦の大さん橋岸壁使用許可の撤回を市長に申し入れ

横浜港に軍艦は似合わない

港湾局長(手前)と懇談する(左から)河治民夫、白井正子、大貫憲夫、中島文雄の各市議 日本共産党横浜市議団は、22日に入港が予定されている米海軍のイージス駆逐艦ジョン・S・マケインの横浜港大さん橋の使用許可を撤回し、「海フェスタよこはま」での市民への艦内公開を中止させるよう、市長あてに申し入れを17日に行いました。大貫憲夫団長、中島文雄副団長、河治民夫、白井正子両市議が、川口正敏港湾局長に申し入れ書を手渡した後、懇談しました。

 金井良樹副局長によると、5月に米海軍から開港150周年のお祝いに寄港したいとの要請があり、その後軍艦の喫水や岸壁の水深等を検討し、正式にイージス艦の寄港が決まったのは、近日だということです。党横浜市議団は、17日付新聞報道でこのことを知り、急きょ申し入れを行ったものです。

 懇談のなかで、副局長は「米軍から親善と開港150周年のお祝いとして来たいとの申し出であり、軍事利用ではないため許可した」とのべ、あくまでもお祝いのためであることを強調。寄港予定のイージス艦は、横須賀基地を母港とする米海軍第7艦隊所属です。

 大貫団長は、「長く議員をやっているが、横浜市の港湾施設に米軍艦がくるのは初めて。現役の軍艦が商業港である横浜港にくるのは許せない」とのべ、「将来横須賀基地に米軍艦が入りきれなくなって横浜港を使うための布石となる可能性はないか」と質問しました。
 港湾局長は、「戦後の騒乱期はわからないが、実績上米軍艦が横浜港に寄港するのは始めて。軍事目的での申し入れは断る」とのべました。

申し入れ書全文はこちらをご覧ください。