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神奈川労働局に最低賃金引き上げの申し入れ

せめて生活保護基準なみの最低賃金に

(左から)中島文雄、河治民夫各市議、高橋労働基準部賃金課長 日本共産党横浜市会議員団は6日、神奈川労働局を訪れ、神奈川地方最低賃金額改定の「答申」にあたっての要請を行いました。要請は、中島文雄副団長と河治民夫市議が行い、高橋正美労働基準部賃金課長が応じました。
 現在の神奈川県の最低賃金は時給766円で、生活保護水準を66円下回っています。厚生労働省では昨年、最低賃金が生保水準を下回る神奈川県など12都道府県について、3~5年で逆転の解消を求めています。一方、昨年来の不況で、失業やワーキングプアの急増が一層深刻になっています。最低限の生活が出来る水準に最低賃金を早急に引き上げることが求められていることから、時給1000円以上とする方向で審議するよう求めました。

 中島副団長は、基準とする生保水準は単身者のものであり、家族を養うにはとても足りないことから、「食べていける賃金を」と要求し、河治議員は、「働いても生活保護基準より低い賃金はおかしい」とのべました。

 高橋課長は、「生保基準との乖離を解消しなければならないと思う」と、審議会で検討していくとのべました。

 今後、3回の専門部会を経て今月21日の審議会で決まる予定です。

 申し入れ全文はこちらをごらんください。