発行物
2018年6月15日

カジノは「白紙」から「検討」に FAXNEWSほっとライン No.532

横浜市が中期4か年計画(素案)を発表しましたほっとラインno.532ほっとラインno.532

カジノは「白紙」から「検討」に

中学校給食実施に向けた調査すらなし

 パブリックコメントに 声を寄せてください、どなたでも自由に意見を上げられます。

 横浜市中期 4 か年計画  2018~2021(素案)は市のホームページでご覧いただけます。

 横浜市は、「横浜市中期4か年計画 2018~2021」(素案)を発表。パブリックコメントによる市民意見を踏まえ、9 月頃「原案」を策定、議会承認を経て最終確定されます。
 
  計画(素案)のポイント①  
カジノ(IR)は「白紙状態」(市長)といいながら“検討”と記載されています。
  計画(素案)のポイント②  
中学校給食実施に向けた調査すら行わず、給食ではない業者弁当の“ハマ弁”に 43 億円つぎ込みます。
  計画(素案)のポイント③  
新市庁舎、高速道路など大型開発に予算が集中。市民生活関連や防災の公共事業が犠牲になっています。

 林文子市長は、計画素案発表にあたり「力強い経済成長、文化芸術創造をしっかり位置付けているのが特徴」と述べています。地方自治法は地方自治体の使命について、「地方公共団体は、住民の福祉の
増進を図ることを基本」(第 2 条)と規定しています。同計画に、その趣旨が貫かれているものであるか極めて疑問です。

 大型公共事業を突出させ、国家戦略特区等をつかった高層ビルを林立させる街づくり方針は、アベノミクスの下請けそのもので、行政の自主性を放棄するものです。市の実施するパブリックコメントに多くの市民が参加し、要望を届け、計画の変更・改善をはかることが必要と考えます。多くの市民の参加を呼びかけます。

 計画素案に対する党市議団の見解は、党市議団ホームページに掲載しています。

 


新着情報

過去記事一覧

PAGE TOP