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「生保エアコン設置」緊急申し入れへの回答届く

“安否及び健康状態の確認等、個別に訪問や電話など至急行う”

 7月14日、日本共産党横浜市議団は、林文子横浜市長宛てに「生活保護を利用している方等から熱中症患者や死亡者を出さないための緊急申し入れ」を行いました。

 申し入れ内容は、すべての生活保護利用者がエアコン設置を認めるよう国に求めると同時に、市としても緊急事業として独自に行うこと、65歳以上の生活保護利用者に準ずる住民税非課税世帯の方も対象にエアコン購入・設置費の補助を緊急に行うこと、県に対して県社協の「生活資金貸付金」を生活保護利用者がエアコン設置をする際での貸し付けがスムーズに進むように求めること、生活保護利用者等の夏季のエアコン設置による電気代相当額を、市独自の法外援護として支援すること等緊急な課題として7点です。申し入れ全文はこちら

 8月22日、市健康福祉局より回答がありました。

 回答は、「近年、夏季における熱中症による健康被害が多発しており、生命にもかかわる問題であると考えるため、国に対しエアコンの設置が広く認められるよう要望」する。「エアコンが設置されていない(生活保護)世帯については、各区生活支援課に7月末現在の状況を調査した結果2,553世帯」であり「エアコンが設置されていない世帯について、①安否及び健康状態の確認②一定の要件を満たす世帯へのエアコン購入費用の申請勧奨③要件を満たさない世帯に対する生活福祉資金貸付の利用説明を、個別に訪問や電話するなどの方法で至急行うよう、あらためて徹底」した等一部で改善がはかられました。

「命に危険があるような暑さ」が続く中、エアコン設置は命にかかわることであり、全ての生活保護利用者に設置が認められるよう、引き続き拡充を求めていきます。

回答全文はこちら

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