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【2010年度予算特別委員会】河治民夫議員がこども青少年局審査で質問

乳幼児健診未受診者の把握で児童虐待を防げ

 河治民夫議員はこども青少年局審査で、児童虐待問題をとりあげました。

こども青少年局審査で質問する河治民夫議員 3月4日に奈良県と埼玉県で児童虐待による死亡事故がおきましたが、奈良県桜井市の例では乳幼児健診未受診の家庭に家庭訪問して虐待の有無を確認するよう県が指導していたにもかかわらず、桜井市では実施されておらず、児童相談所も虐待を把握していませんでした。

 河治議員は、4か月、1歳6か月、3歳児の健診を受けていない子どもについて一人残らず状況を把握するとともに、児童相談所や療育センター、区役所などが連携した子育て支援システムをつくることが必要だと述べました。

 こども青少年局長は、横浜市では乳幼児健診の未受診者に対して再度受診のお知らせのはがきを出し、その上で返信がない場合に個別に電話したり訪問を行っているが、それでも実態を把握できない乳幼児が約2%おり、児童虐待の防止に向けて、児童相談所や区役所、地域の方々などの連携によりきめ細やかな相談・支援体制の拡充に取り組んでいると答えました。

 その他、学童クラブの施設補助を増額し、保護者負担の軽減を図ること、虐待などで入所児童が増えている児童養護施設の職員体制を強化するよう要求しました。

質問と答弁については、こちらをごらんください。