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2006年度決算特別委員会・環境創造局で河治民夫議員が質問

貴重な瀬上沢の緑を守れ

 横浜市議会で行われている2006年度決算特別委員会で、15日環境創造局の審査が行われ、日本共産党横浜市議団を代表して河治民夫議員(旭区選出)が質問に立ちました。

質問する河治民夫議員 瀬上沢一帯(横浜市栄区)は、市内最大のホタルの生息地であり、絶滅危惧種であるオオタカ、希少なカントウアオイなど動植物の宝庫です。そこに16万7000平米もの開発計画が進められ、現在環境影響評価が行われています。
 河治議員は、開発予定地を現地調査した上で、貴重な緑だけではなく、160万年前の貝化石や江戸時代の用水の実態を物語る横堰など貴重な文化財がある瀬上沢を破壊するわけにはいかないと主張しました。その上で、来年度予算策定に向けて副市長名で出された依命通達で「緑豊かで持続可能な環境の実現に向けたシステムづくり」を掲げていることから、「上郷開発計画についてもこの考えに沿って当然対応すると思うがどうか」と質しました。
 阿部副市長は、「今後出されてくる都市計画提案の検討の中で、上位計画との整合や環境等への配慮等、さまざまな要素を考慮して総合的に対応したい」と答えました。

 また河治議員は、強い雨のたびに被害が出ている旭区川井本町付近の帷子川の浸水被害や、巨額を投じて整備した保土ヶ谷区の今井川地下調整池付近で今だに被害があることを取り上げ、根本的改修とともに、緊急の手立てをとるよう、要求しました。

質問と答弁は、こちらをご覧ください。