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「こんにちは横浜市議団です」09.29号

日本共産党市議団が2011年度横浜市予算の重点要望書を提出
「子ども、中小企業、みどりを守って」と市長に要望

4つの大項目232の重点要望

「こんにちは横浜市議団です」2010年9月29日 日本共産党の横浜市議団は24日、2011年度予算編成に対する重点要望を林文子市長へ提出しました。重点要望は、この夏に行った懇談会等で市民の方々や市内各界の団体から寄せられた要望を踏まえて市議団が作成したものです。

大貫議員「子ども支援と中小企業応援を」

 大貫憲夫団長は、この間重ねてきた懇談のなかで、不景気の影響を強く感じたと述べ、「特に、子どもに対する支援と中小企業を応援する施策を強めてほしい」と要望しました。
 また、来年度には対応できないような要望については、今年中に決定する中期計画へ積極的に盛り込むよう、求めました。

関議員「女性目線で温かい支援を」

 関美恵子議員は、「あと少しの予算で充実する施策が多いという女性ならではの市長の目線で、温かい支援を」と訴えました。

かわじ議員「乱開発に歯止めを」

 かわじ民夫議員は、横浜の緑を守ることを訴え、「栄区の瀬上沢などの貴重な緑を市として守る必要がある。開発調整条例の改正などで乱開発に歯止めを」と要望しました。

白井議員「教室にエアコンを」

林市長(左)に要望書を手渡す(左から)関、白井、大貫、河治議員 白井まさ子議員は、「9月市内小中学校を訪問したが、ひどい暑さと湿気でした。エアコン設置や窓を開けて風を通すようにするなど、来年度は勉強できる環境をつくるために、早急に予算をつけてほしい」と述べました。

林市長「共産党の質問は市民の発想」

 林文子市長は、「共産党の質問や要望は本当にきめ細かい。市民の発想から作成された意見だと感じ、参考にしている。福祉や子育て、中小企業など、共通する考えも多い。政策のバランスから、すべてとは難しいが、実現できるものは取り入れていきたい」と述べました。

2011年度横浜市予算編成にあたっての要望書(項目)

Ⅰ 安心して子どもを産み育てられる横浜、行き届いた教育を
 子育て支援の強化を、学校教育の充実を、生涯学習の充実を

Ⅱ 福祉・医療を充実させ、市民の命とくらしを守るために
 高齢者施策の拡充・改善を、障害者施策の拡充を、国民健康保険の改善を、生活保護に関して、市民税の減免制度の改善を、保健・医療施策に関して

Ⅲ 横浜市中小企業振興基本条例を生かした横浜経済の振興を
 横浜市中小企業振興基本条例(基本条例)を実効あるものするために、中小企業・自営業者の振興を、制度融資の一層の改善を、商店街の活性化・振興策を、市内の経済循環を旺盛にする公共工事の発注を、生き生きと生活できる雇用の創出を、市内農業を守り育て、食の安全と緑の確保を

Ⅳ 環境にやさしい、基地のない平和で安全な街づくりを
 市街地区域の拡大にストップをかけ、都市部の緑と斜面緑地を守る、地球温暖化をくいとめ、資源循環型社会の実現をめざす、大型開発・都心部開発は見直し、地域生活圏での公共基盤整備を図る、災害に強い安全な街づくりをめざす、クルマ依存社会を脱却し、バス・電車・地下鉄等の公共交通網の充実を、米軍基地の即時無条件全面返還と平和都市宣言を

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「こんにちは横浜市議団です」2010年9月29日(PDF版)