議会での質問・討論(詳細)
2010年10月8日

【2009年度決算特別委員会】「道路局(8日目)」 関美恵子

安全確保のために道路補修は土木事務所の要求を100%実施せよ

関議員:日本共産党を代表して質問します。
道路修繕費について、伺います。
2009年度の決算額は約94億円となり、前年度比で約9億円の増となっていますが、この理由を伺います。

川口道路局長:従来にも増して道路の点検をきめ細かく行い、迅速な舗装補修を行うなど、市民の要望に的確に対応し、歩行者と車両の安全な交通をより一層確保するために、増額を行ったものでございます。

関議員:2009年度の道路修繕において、土木事務所要求数量が約127万平方メートルなのに対し、施行数量は約109万平方メートルで、実績は85%にとどまっております。そこで、2005年度から2008年度までの4年間の実績はどのような割合だったのか、推移を伺います。

末広道路部長:土木事務所の道路修繕施行要求面積に対して施行した面積の割合は、平成17年度は約94%、18年度は約92%、19年度は約90%、20年度は約86%となっております。

関議員:この数年徐々に実績割合が低下傾向を示していますけれども、この理由は何か。また、要求数量を計画とすると、100%やって当たり前だと思うのですが、これでは市民の安全確保から問題です。どのように認識していらっしゃるのか、伺います。

川口道路局長:土木事務所による施行数量の増加傾向となっておりますが、道路の管理面積の方が確実に増え続けていることから、要求数量はそれを上回る数量となっております。それが、主な低下の理由となっております。今後とも土木事務所とともに施行範囲、施工方法、こういったものを精査して、優先順位を考慮するなどし、市民の安全確保のため、また速やかな修繕工事を実施するように取り組んでいく必要があるというふうに認識をしております。

関議員:土木事務所の要求数量ですからね、100やるのが当たり前だと思うんです。よろしくお願いします。
道路修繕は、ほとんど市内業者の仕事になると聞いております。2009年度における工事別の工事発注件数の状況はどうだったのか、道路修繕費決算額約9億円増による発注件数への影響はどうだったのか、伺います。

川口道路局長:道路修繕費による工事でございますが、応急修理工事、道路整備工事、舗装補修工事、この3つからなっておりまして、平成21年度は総発注件数602件のうち、市内業者への発注は応急修理工事は117件、道路整備工事は166件、舗装補修工事は313件、合計で596件、割合といたしまして約99%というふうになっております。また、9億円の増額によりまして、20年度の市内業者への発注件数557件にくらべまして39件、約7%の増となっております。

関議員:道路修繕費については、少なくとも土木事務所の要求数量に見合った事業費を確保すべきです。そのためには、土木事務所関連費のさらなる増額が必要と思いますが、これは副市長にお伺いします。

小松崎副市長: ただいま局長から答弁申し上げましたように、さまざま調整をして、引き続き予算の確保に努めてまいりたいと考えております。

関議員:ぜひ増額してください。

お金のかかる高規格道路の横浜藤沢線は凍結・見直しを

次に、横浜藤沢線について伺います。横浜藤沢線は全長7330メートルの地域高規格道路候補として建設が進められています。横浜藤沢線の整備状況と整備率はどうか、伺います。

新倉建設部長:横浜藤沢線は、環状2号線交差部の港南区丸山台1丁目を起点とし、舞岡公園を経由して、鎌倉市境の戸塚小菅町に至る全長7330メーターの都市計画道路です。このうち、起点側の丸山台地区1170メーターが整備済みで、延長比の整備率が16%となっております。

関議員:現在工事が進められている上永谷地区は着工から22年、上永谷舞岡地区は14年を経過しております。これまでに要した総事業費と2009年度の事業内容と決算額を、それぞれ伺います。

新倉建設部長:上永谷地区につきましては21年度末までに約80億円の事業費を執行いたしました。21年度の決算額は約4億8000万円で、主な事業は、ひまわり歩道橋の上部溝整備、法面工事、上永谷排水地前の橋梁下部溝工事です。上永谷舞岡地区につきましては21年度末までに約60億円の事業費を執行いたしました。21年度の決算額は約1億6000万円で、主な事業は、舞岡公園前道路の改良工事および橋梁詳細設計でございます。

関議員:横浜藤沢線は、地域高規格道路候補ということで、ひまわり歩道橋を4億円かけ作りました。使い勝手が悪いなどの苦情のほか、歩道橋の一部は本線が開通するまで使われないようです。本線が進まない中で、様々な疑問が聞かれます。舞岡上郷線と横浜藤沢線との立体交差部の工事もこれからですが、周辺住民への説明はどうなっているのか、伺います。

川口道路局長:現在事業中の区間に隣接します日限山地区や上野庭地区へは、平成21年7月と8月に事業説明会を開催したほか、両地区の代表者の方々と定期的に話し合いを行っています。その中で、計画内容に関すること、工事の施工計画、工事完成後の供用方法など、近隣の方々のご心配のことにつきまして、意見交換を行っており、これを踏まえ、事業計画や工事概要について広報関連等を用いて周知を行っております。また、舞岡上郷線との立体交差事業につきましては、計画の具体化にあわせまして、対象区域を拡大して説明を行ってまいります。

関議員:2009年度に当初案の変更があったと聞いています。その内容と理由は何か。また、2008年、本線についての評価委員会が開かれ、緑の確保や効率的な執行を求める意見具申がだされたと聞いております。自転車歩行者専用道路については、評価委員会はこれからもたれると聞いていますが、どのような内容について評価が行われるのか、あわせて伺います。

川口道路局長:まず、横浜藤沢線の変更内容と理由でございますが、当初本線6車線であった計画を本線4車線と沿道利用が可能な副道2車線に見直しを行っております。これによりまして、周辺の生活道路への交通集中を抑制するとともに、事業費を抑えることができると考えております。
次に、上永谷線の事業再評価につきましては、横浜市公共事業評価審査委員会におきまして、事業をめぐる社会情勢の変化、事業の投資効果、進捗状況、こういった視点から、事業の継続性について評価が行われることになります。

関議員:上永谷地区、上永谷舞岡地区の残事業費と市費負担分、また工事終了年度はいつなのか、伺います。また、残事業費に桂町戸塚遠藤線をまたぐ橋梁の費用は含まれているのかどうか、伺います。

川口道路局長:上永谷地区の残事業費でございますが、平成22年度予算を含め、約23億円であります。このうち、市費負担額は約10億3000万円となっております。上永谷舞岡地区の残事業費は、平成22年度予算を含め、約44億円であり、このうち市費負担額は約20億円となっております。なお、桂町戸塚遠藤線をまたぐ橋梁の費用でございますが、上永谷舞岡地区の残事業費には含まれておりません。両地区の完了予定年度につきましては、今後の事業進捗の状況をみながら検討してまいります。

関議員:終了年度も決まっていないということがわかりましたけれども、今後少子高齢化が一層進み、走行車輌数がさらに減ることも想定されます。完成まで何十年かかるかわからない地域高規格道路候補に位置づけられるようなお金のかかる道路については、財政状況の苦しいもとで作り続けることがいいのか、疑問です。そこで、事業を一旦凍結し、見直す必要があると思いますが、副市長の見解を伺います。

小松崎副市長:この道路ですけれども、近年私ども都市計画道路の抜本的な全市的な見直し作業も進めてきたわけですけれども、その対象路線にしておりません。非常に重要な将来路線というふうに考えているわけでございます。長くかかるからという理由で、これをやらないという立場には私どもは立っておりませんので、必要な工夫、見直しは当然随時やってまいりますけれども、凍結をするという考え方には立っておりません。

関議員:さまざまな社会状況の変化から、見直しをやっていただきたいと、その間ぜひ凍結も含めて、今後検討していただきたいことをお願い申しあげまして、質問を終わります。


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