市政ニュース
2010年10月14日

かわじ民夫議員が決算特別委員会・交通局で質問

地下鉄のワンマン運転は事故・災害時に危険

 2009年度決算特別委員会・交通局の審議で、かわじ民夫議員が日本共産党を代表して、地下鉄の安全対策とバリアフリー化、バス停の上屋・ベンチの管理について、質問しました。

交通局で質問するかわじ民夫議員 今月2日、市営地下鉄ブルーラインのあざみ野発湘南台行きの電車が、戸塚駅で停止線に止まらず、800メートル通過して止まったという事故がありました。かわじ議員は、地下鉄の緊急システムについて質問した上で、「非常な事態を想定するとワンマン運転は非常にリスクが高い」と指摘しました。

 交通局長は、駅に停車せずに通過した場合の警報システム、総合指令所からの列車無線による運転士や駅務員への指示、運転士異常時列車停止装置、ゼロ信号による列車自動停止システム、非常連絡通報装置、ホーム柵などを備え、事故があった場合には最寄りの駅務員が列車に救助に向かい、運行の安全を確保していると答えました。

 かわじ議員は、市バスの中村橋バス停のベンチが破損しているという声が寄せられたことから、バス停のベンチや上屋の管理はどうなっているのか質問しました。

 交通局長は、ベンチについては各営業所での路線の巡回や時刻表の貼り替えの際に点検し、必要な補修を行っている、広告付き上屋については事業者が定期的にメンテナンスを行っていると答弁しました。

 かわじ議員は、管理者である市が上屋やベンチの定期的な点検・管理等をすべきと指摘。それに対して交通局長は、上屋はかなり多いことや財政上の問題から、所管の営業所の職員、バス乗務員、利用者や沿線住民の力を借りて管理していきたいと答えました。

 質問および答弁全文はこちらをごらんください。


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