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2021年11月26日

過大な国際園芸博覧会の見直しと、無謀な(仮称)上瀬谷ライン計画の中止を求める緊急申入れ

11月25日、日本共産党横浜市議団は、2027年に旧米軍上瀬谷通信基地跡地で開催予定の横浜園芸博覧会について、過大になっている計画全体の見直しと、無謀な新交通システム(仮称)上瀬谷ライン計画の中止を求める緊急の申入れを山中竹春市長宛に行いました。都市整備局の小池政則局長ら2人が対応しました。

国際園芸博覧会=花博は、林前市長が菅元総理が官房長官の時代に横浜に誘致したナショナルプロジェクトです。市の基本構想案は、30年前の大阪のバブル絶頂期の花博を参考にしてつくられたもので、来場者目標は1500万人。整備に320億円、運営費に360億円と巨額の資金を必要とするものです。運営費の多くをチケット収入で賄うとしています。

申し入れで党市議団は、花博開催にあたっては、国の花博具体化検討委員会で委員から出されている「コロナ後の状況というのは、たくさんの人間に来てもらい、展示することに対して根本的な転換が図られる時代」などの指摘を受け止め、コロナ禍前の策定であり、過大な規模と云わざるをえない計画全体を見直すことを求めました。

また、花博の入場者1500万人の半数を輸送するためとして、同跡地と相鉄線瀬谷駅を結ぶ軌道計画の(仮称)上瀬谷ラインは、整備費だけで700億円にのぼる見通しです。年内に整備費の半分を負担する運行事業者を決め、年度内に運行事業者が国に許可(特許)申請をするスケジュールとしています。しかし、市から運営事業を依頼されている横浜シーサイドラインは18日、事業の採算性が見通せないことから事業に参加しないことを決定したと報じられています。

党市議団は、上瀬谷ラインは、事業の将来性も見通せず、失敗すれば重い市民負担となるもので、根本的に見直す必要があると指摘。計画の中止を求めました。申し入れの具体的な項目は下記のとおりです。

1. 横浜国際園芸博覧会は、コロナパンデミックを受けて、過大となっている建設費・運営費・有料入場者数を抜本的に見直すこと。

2. 上瀬谷ライン計画は中止すること。

3. 長年にわたって取り残されてきた地域の発展と、住民や公園等利用者の足確保に寄与する地域公共交通網を構築すること。

小池局長は、花博開催にあたっての国の検討会の指摘はもっともだと思っている。横浜の花博は大阪の万博とはテーマも狙いも違う。コロナを経験した新しい時代の視点で、未来に希望が持てる、市民のみなさんが花博があってよかったと思えるものにしなければならない。全体の計画が練り上げ切れていないのは事実。市としてイニシアチブを発揮したいと述べました。また、入場者数や整備費などの枠組みなどはまだ決定したものではなく、国際園芸博覧会協会などと協議を重ねていき、もしかしたら変更されることもあるかもしれない。上瀬谷ラインについては、シーサイドラインからの回答を受けた上で、検討していくと述べました。

申し入れの全文はこちらです。

2021.11.25花博2021.11.25花博②

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