市政ニュース
2022年6月7日

財政ビジョンを基に大型開発優先を改め公約実現にむけた財政捻出を 宇佐美議員賛成討論

2022.6.7討論うさみ

横浜BUNTAIは市民が利用しやすい料金設定を

6月7日、横浜市会では、今定例会に上程された市長提出議案の採決が行われました。採決に先立ち、宇佐美さやか議員(神奈川区)が登壇。「横浜BUNTAI」(旧横浜文化体育館)の利用料金の大幅値上げについて反対し、「財政ビジョン」の策定、「横浜市営交通審議会」の設置については賛成する討論を行いました。また、消費税インボイス制度の実施延期を求める請願の採択を主張しました。採決の結果、25議案全てが賛成多数で可決され、請願は立憲民主党も採択に賛成しましたが、自民党・公明党などが反対し、不採択となりました。

宇佐美議員は、新たに整備される横浜BUNTAIについて、市民利用施設であるにも関わらず、市民利用料金設定の仕方が旧文体の利用料金ではなく、興行利用を基準としておりその結果、土日祝日1日貸し切り料金は旧文体の7万7800円の約4倍の28万6千円にも跳ね上がることは、市民が利用しやすい料金とは言えないと指摘。
また、市民が利用できる土日祝日は年30日となっており、これでは興行中心で市民利用が制限されかねないと批判し議案に反対する理由を述べました。

財政ビジョンを基に大型開発優先を改め公約実現にむけた財政捻出を

「財政ビジョン」の策定については、財政ビジョンによって本市が他都市に比べ一人あたりの社会保障費は低く、大型公共事業などの投資的経費が高いことが明らかになったと指摘。議案に賛成はするが、検証結果を踏まえて、大型開発優先の政策を改め、中学校給食の全員実施、「3つのゼロ」実現の財源を捻出するよう求めました。

討論の全文はこちらです。


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