議会での質問(詳細)

2011年2月28日

■「資源循環局」 かわじ民夫議員(2011.2.28)

かわじ議員:日本共産党のかわじです。質問してまいります。
最初は3R夢(スリム)プランについてです。資源循環局は3R夢プランを策定し、リデュースに力を入れるとしています。リデュースは、市民、事業者、行政の連携が重要だと思います。それぞれの役割、責任に係わる削減数値目標はどのように示されているのか、伺います。

大熊副局長:市民には環境にやさしいライフスタイルの実践、あるいは事業者には環境に配慮した製品の提供、そして行政は市民と事業者の取り組みを支えていくなどの役割を負っておりまして、3者が共同して目標の達成を目指してまいります。なお、G30プランと同様に、3R夢プランにおきましても、市民、事業者、行政それぞれの削減目標は設定しておりませんけれども、市全体の削減目標ということで設定をしております。

かわじ議員:ごみ問題に関して、私は生産者責任というのは切り離せないんだっていうふうに思うんですね。なぜならば、発生するごみを生産者が責任を持って処理することになれば、生産者はごみの処理に係るコストが小さくなるように努めます。このことは発生抑制に直結するものだっていうふうに思うんですね。そこで、3R夢プランでは生産者責任に対してどのように位置付けているのか、伺います。

大熊副局長:3R夢プランでは拡大生産者責任の観点から、リデュースを推進するために、事業者に対してより環境負荷の低い製品等の生産、販売、サービスの提供とそれらの情報発信を積極的に行うように働きかけることとしております。

かわじ議員:3R夢プランでは基本理念や基本方向、市民・事業者・行政の役割が示されています。発生抑制をするために、生産・販売事業者との連携をどのように進めていくのか、伺います。

大熊副局長:生産・販売事業者とは、商品や容器の軽量化、不要な容器包装の削減、ごみの出にくい販売方法の採用などの推進に向けて連携をしてまいりたいと考えております。

生ごみ減量対策の強化を

かわじ議員:次は、3R夢プランの中でも大きな役割を占める、位置にある生ごみ対策についてなんですが、3R夢プランを実行あるものにするためには生ごみの資源化・減量化っていうのは欠かせないというふうに思います。その生ごみ対策に対して、各区役所などの取り組みが主で、資源循環局の積極的な取り組みは弱かった、このように私は思っております。資源循環局ではこれまでこの生ごみに対しての取り組み、どのように評価されているのか、伺います。

大熊副局長:家庭用生ごみコンポスト容器や電気式生ごみ処理機の購入助成、また段ボールを活用したコンポスト容器の普及啓発などによりまして、生ごみ資源化の市民行動が広がってきたと考えております。また、昨年度まで実施した生ごみの堆肥化では、高い分別率が確保できた一方で、コストや温室効果ガスの排出量の増加など、様々な課題があることもわかりました。なお、現在バイオガス化の実証実験を行っているところでございます。

かわじ議員:先ほどの話は、生ごみマイスターの事業だっていうふうに思うんですね。その中に、いわれたように精度が高いけれども結局コストも高いっていうふうな結論も出されているわけなんですね。そうしたことを、生ごみマイスター事業、この事業から教訓そのものは何なのか、伺います。

大熊副局長:マイスター事業におきましては、やはり市民との共同というところで一定の効果もございましたし、それが生ごみがリサイクル、サイクル回って、最終的には畑の肥料になると、それを市民の方が食べていただいたりというような、そういう意味での啓発効果もあったんですけれども、やはり肥料化するために、お金がかかるということはこれはありましたので、それを全市に広げるということもなかなか難しいですし、その肥料を農家の方に最終的には使っていただくわけですけども、それを全部使っていただくという行き先の問題もあったと認識をしております。

かわじ議員:私は、ここで求めたかったのは、次の質問にしようと思って、一点飛ばしますけども、要するに、方向性そのものが示されて出てきたのかっていうことがこの中ではっきりしたのかっていうことだと思うんですよ。多くの自治体で生ごみの堆肥やバイオマスガス化などの資源化・減量化に取り組んでいるんですね。だけども、3R夢プランではこの生ごみの資源化・減量化の方向性を示すことが重要だと思うんです。その方向性が明確になるのは、こうしたことからの教訓だと思うんですが、それをどのように受け止めているのか、伺ったんです。

大熊副局長:3R夢プランでは廃棄物の減量を進めるにあたりまして、市民のみなさまの自主的な取り組みが重要であると考えておりますけれども、生ごみの資源化には、先ほど申し上げましたような様々な課題があるため、市民のみなさまとの協働のあり方を含めてこれから検討してまいりたいと思っています。

かわじ議員:いずれにしろ、重要な課題だっていうふうに思いますし、ここには力を入れていただきたいなっていうふうに、こう思います。

資源ごみは集団回収まかせではなく、行政対応も必要

次に、資源集団回収について伺います。資源ごみの古紙、紙、古布の100%これ資源集団回収に、そのものに移すというふうに伺っていますが、その目的は何からでしょうか。そして、それを進める課題はどこにあるのか、伺います。

大熊副局長:地域における自主的なごみの減量リサイクルの実践活動として、啓発効果が高く、活動を通じて地域コミュニティの形成が促進されること、また行政回収とくらべ回収に要する財政支出が少ないことなどから、100%資源回収に移行するという目標といたしました。課題といたしましては、未実施地域への対応や回収回数や回収品目を増やしていくことなどと考えております。

かわじ議員:集団回収未実施地域で、行政回収がなくなったとしたら、資源化減量化に逆行することにならないかと、私は懸念しています。それはどうなんでしょう。伺います。さらに、行政回収の廃止に伴う市民・町内会・業者との連携がいっそう重要になるんだと思います。継続的な高い回収率を維持するために、どのように考えておられるのか、伺います。

大熊副局長:各区の収集事務所を中心に、地域へ支援、資源集団回収の仕組みあるいはメリットなどを説明をいたしまして、実現に向けた取り組みをより積極的に行ってまいります。また、実施が困難になった場合には、連合町内会単位で行うなどによりまして、継続的に実施できるように努めてまいりたいと思っております。

禁煙地区での市外からの来訪者への過料は見直しを

かわじ議員:次は、喫煙禁止区域の過料について伺います。
横浜市議会で決めた条例ですから、過料に対して市民は甘受すべきだっていうふうに思います。問題は市外からの来訪者の対応です。条例制定にかかわらない来訪者に、なぜ市民と同様に過料が科せられるのか、伺います。

大熊副局長:たばこの火によるやけどなどの危険性、吸い殻などのごみの散乱の問題を改善するといった条例の趣旨から、その方のご住所などにかかわらず一律の対応とさせていただいております。

かわじ議員:法律ではないんですね。実は、科料の決定はどのようなことだったのか、確認のためにもう一回、この制度について説明してください。

大熊副局長:先生ご指摘の条例の趣旨ということですが、たばこの火によるやけどなどの危険性、吸い殻などのごみの散乱の問題を改善するといったことが、条例の趣旨でございます。
たばこに火をつける、あるいは火がついているのを持っていると、そういう状態でも対象になるということでございます。

かわじ議員:ようはそうした内容を市外からの来訪者に、看板や標識、ウェブだけで、周知徹底できると思いますか。駅のアナウンスや、旅行会社・観光事業者への周知はどうなっているのでしょうか。

大熊副局長:現在、喫煙禁止区であることがわかる地面の方に路面表示サインを示しております。また案内看板を設置しておりまして、たとえば市庁舎の前に駅から降りるとバーンと大きな看板があるのご存知だと思いますけども、ああいったもので、誰もが認知できるようなことをやっています。また、市内のホテルや観光案内所などで配付される観光客向けのマップといったものにつきましても、これを配布して周知をはかっているということでございます。

かわじ議員:市外からの来訪者が、条例違反の意識もないのに、過料です。看板や市のウェブを見なかったことが、これが罪になるのですか。ポイ捨てとは違いますよ。横浜の品位を汚すことになりませんか。おもてなしの横浜市ならば、市外からの来訪者への対応に警告配慮等すべきではありませんか、伺います。

大熊副局長:条例の趣旨を踏まえまして、その方のご住所などにかかわらず一律の対応が必要だと考えております。

かわじ議員:このことが、楽しい観光のはずが制度が周知されなかったことで科料になったら、横浜のイメージが悪くなってしまうと思いますね。私はそのことを懸念しています。市外からの来訪者への対応っていうことについて、本当に警告とかそういうことについて再度私は検討願って、質問を終わります。

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