議会での質問(詳細)

2011年3月7日

■「道路局」 大貫憲夫議員(2011.3.7)

中小企業振興を念頭においた道路予算の編成か

大貫議員:おはようございます。共産党の大貫です。よろしくお願いします。
 まず初めに、道路局全体の予算についてなんですけどね、ご案内のとおり、中小企業振興基本条例が昨年通過したわけです。成立したわけですよね。当然、道路局としても、中小企業を念頭においた予算の反映が必要だというふうに思うんですが、その点について伺います。

川口技監兼道路局長:中小企業振興条例の前文にありますとおり、中小企業は市内経済を根幹から支え、地域のまちづくりや雇用、災害時の助け合いなど、地域社会に大きく貢献して、というふうに認識しており、その活動を支援していくことは非常に重要と考えております。特に、市内建設業者は、災害時には行政と連携して緊急対応に当たるなど不可欠な役割を担っていただいております。そのため、従前から市内企業への発注が中心となる道路修繕費の予算確保に努めるとともに、事業執行にあたりまして、適切な分離分割発注を含め、可能な限り市内企業に発注を行い、受注機会の増大に努めているところでございます。

大貫議員:道路局として、いま土木関係の中小企業のみなさんの実態についてはどんなふうに考えられていらっしゃいますか。

川口技監兼道路局長:先ほども申し上げました通り、公共事業がだんだん縮小しているということのなかで、市内の建設業者等おかれている状況は大変厳しくなってきているというふうに認識をしております。

大貫議員:先ほど、そのためにいろいろ考えましたっておっしゃいましたけど、具体的にいくつかあげていただけますか。こういうところで具体的に反映させたんだということを。お願いします。

川口技監兼道路局長:たとえば、市内の中小企業等に発注をいたします、主に発注される工事等につきましては、全体として3%程度ではございます。道路局全体が2.8%減少していますが、その中では3%程度の増加ということで、発注についても努力をしているんです。また、委託契約等におきましても、中小企業の方に優先的な発注ということで進めております。

大貫議員:道路の維持だとか、そういうところについては、おっしゃったとおり、努力されているというふうに思うんですね。

高速道路予算37億円vs駅まで15分道路12億円減少

 私は、もう少し大きな視点でみると、たとえば高速道路ですよね。今度の高速道路にかかわって、どれくらい前年に比べて金額として増えたのか、一方、たとえば駅まで15分道路ですね、整備、さらには幹線道路ですね、都市計画道路、そこでの予算の増減について説明していただけますか。表に、ここに書いてあるから見てもらえばわかります。

川口技監兼道路局長:高速道路でございますけども、23年度でございますが、45.9%というかたちの増になっています。これに対しまして、幹線道路等でございますけども、幹線道路等の整備は6.9%、地区幹線道路等の整備48.4%の減というかたちになっております。

大貫議員:まさに、先ほどは中小企業の仕事大切ですよというふうにいったんですが、高速道路でいえば約37億円、これ増やしているわけですよね。一方で、駅までの整備について22億円減らしていると。さらには、都市計画道路なんかでは12億円減らすということですよね。予算の立て方から、局長が中小企業振興基本条例、これ大事だといったときに、やっぱりいまこういう現状の不況のときで、しかも災害のとき中小企業の建設会社が非常に大切だといっているときに、やっぱりこの予算の立て方としては、これ問題があるんじゃないでしょうかね。いかがでしょうか。

川口技監兼道路局長:予算編成の考え方でございます。これにつきましては、公共事業、いずれも市内経済の活性化、そういったことや、将来の横浜の発展のためにも不可欠な事業ということでございます。先ほども出ましたけども、市内経済の活性化、横浜の将来の発展といったようなことを考えまして、可能な限りバランスある事業ということで配分を考えたものでございます。

大貫議員:高速道路、いよいよ117億円で、100億円代のオーダーにのったわけですよね。これ大変なお金使うわけだけども、一方でその中小企業の関係者が非常に困難なときに、そういった意味でいえば、予算の使い方、私は大間違いだっていうふうに思っているんですが。

市民アンケートでは高速道路建設要求は下から2番目

 実は、この間、当局が行った横浜の道路に関する意識調査っていうのがありますよね。これで、市民のみなさんが本当に高速道路にかかわって望んでいるのかということも含めて、ちょっとお聞きしたいんですけども、これで7頁に、「今後も進めてほしい施策」というのがありますよね。これハードで、上からハード部分で14項目あるんですが、ちょっとそのベスト5ですね、紹介していただきますか。

川口技監兼道路局長:2009年の道路に関する意識調査、この中身でございます。市民アンケートでは上位5つを紹介いたしますと、1番目が自転車道の整備、2番目が歩道設置、3番目が電線類の地中化、4番目がバスベイの設置、5番目が違法駐車の取り締まりという順位となっております。また事業者のアンケートでございますが、こちらにつきましては、高速道路の料金割引、交差点の改良、バスベイの設置、電線類の地中化、違法駐車の取り締まりという順番になっております。

大貫議員:そこで、項目としては、新しい道路の整備をしてほしいというこういう項目がありますよね。これはどういう位置付け、なっているでしょうか、結果として。

川口技監兼道路局長:新しい道路の整備をしてほしいということでございますけども、これにつきましては市民アンケートでは13位、それから事業者アンケートでは7位という順位になっております。

大貫議員:ハードの部分みると、14項目しかないんですよ。そのうち市民のみなさんは、その13番目に位置付けさせているんですよね、新しい高速道路ということでね。事業者の中でみても14番目の中の7番目なんですよ。市民のみなさんのこの結果みると、市民のみなさんはいま道路行政に今後含めて今も含めて今後も望んでいるのは、高速道路の建設よりも、身近な安全、これを望んでいるんじゃないかというふうに思うんですけれども、局長はどんなふうにお考えでしょうか。

川口技監兼道路局長:先ほどの新しい道路の整備といったことの順位等ございますけども、それ以外に交差点の改良とかバスベイの設置とか、交通の流れを改善していくといったような項目等がございます。本市のこういった交通状況を改善していくためには体系的な道路網の整備といったものが必要と考えておりますので、私としては道路整備は安全対策に関するという要望が非常に多く、こういったものをちゃんと実施していくべきだというふうに考えております。

「選択と集中」で高速道路よりも生活道路の整備を予算の中心に

大貫議員:それではなぜそういうような予算立てしないんですか。市民のみなさんは、高速道路っていうのは14番目の最後から2番目でいいですよといっているわけですよ。そしたら当然いま局長がおっしゃってたかたちで予算付けをするっていうのは、これ考え方じゃないでしょうかね。いかがでしょうか。

川口技監兼道路局長:限られた財源の中で、選択と集中を図っていくということでございます。このためには整備効果も高い、また早期に効果が表れるという事業に重点を置いているわけでございまして、横浜の経済活動、それから将来の横浜の発展といったものに不可欠な横浜環状道路の整備など、高速道路関連予算、こういったものを増額をしております。一方、市内企業への発注といったようなことにつきましては、道路修繕費等につきまして、全体の予算が減る中で前年度と同額といったことで、可能な限り予算を配分しているところでございます。

大貫議員:何度もいうようだけども、やっぱりそういうふうに、たとえば将来の経済のことを含めても、今の状況っていうのをまず、先ほど困難な状況というふうに局長おっしゃってたんだから、具体的に予算の付け方も、先ほど選択と集中といいましたよね。市民の安全、それから中小企業の振興、これと、高速道路の建設と、どうして選択と集中で高速道路の方にいくんですか。もう一度はっきり言ってください。

川口技監兼道路局長:先ほども申し上げましたとおり、横浜市域内、いろんな交通の流れの問題、さまざまな交通問題がございます。基本的な点につきましては、体系的なネットワークの整備といったことが重要だと考えておりますし、そのためには高速道路網の整備、それから幹線道路網整備、それから一般の道路の整備と、こういったものをしっかりやっていく必要があるというふうに考えておりますし、また高速道路網の整備は、横浜経済の発展に大きくつながるものというふうに認識しておるところでございます。

大貫議員:その認識の高速道路が横浜経済を発展するというふうにおっしゃってられたけど、具体的に何をもって発展するというふうにおっしゃっているんですか。

川口技監兼道路局長:具体的にという点はなかなか申し上げにくい所がございますが、たとえば京浜港の国際戦略港湾と、こういった位置付けの中で港湾活動の活性化、またこういった活動が市内経済に占める割合も非常に大きいという状況のなかで、こういったものを支えていく基幹的なインフラの整備といったものが重要だというふうに認識しております。

大貫議員:これは、私、意見あるから、これ、ここでとどめておきますけどね。やっぱり予算は本当に市民が望んでいる方向、これを大事にすべきだというふうに思うんですね。

暗い川崎町田線の下恩田歩道トンネル、生活道路にこそ予算を

 それで、たとえば川崎町田線ね、これも減額する、いま状況どうなるかはっきりわかっていないんですが、全体の進捗状況について説明してください。

川口技監兼道路局長:川崎町田線の状況でございます。県道川崎町田、これにつきましては環状4号線から北西部の町田方面へ接続する幹線道路ということで、整備を進めております。国道246号手前から白鳥台地区まで拡幅の整備を終えています。また、現在この先の田奈地区、それから恩田地区についても事業を進めております。これらに挟まりました国道246号の交差点部分、ここについては未着手の状況でございます。

大貫議員:その246の交差部分がボトルネックになっちゃうわけですよね。なぜその放置するんですか。

川口技監兼道路局長:この区間でございますけども、国道246号がございますが、これのオフランプといったものを含めました拡幅の整備計画がございます。この施工に合わせて整備をしていく予定でございますけども、現在国土交通省の着手時期未定ということになってございます。この区間の歩行者の安全確保ということがございましたので、本市では平成16年に県道川崎町田の車道の横側に下恩田歩道トンネルといったものを建設をしております。

大貫議員:早急に、国の要求待っていると、これ遅くなっちゃうわけなんですね。予算をこういうところにちゃんときちっと、高速道路よりもこちらの方に向けるべきだと思いますよ。おっしゃってたトンネルね、これ私どもずっとみなさんのところから私のところに来ている要望があるんですが、非常に暗くて危険だというところで、人道は作ったけども、その安全対策について何か考えていますか。

川口技監兼道路局長:トンネル内の照明でございますけども、40Wの蛍光灯が8メーターごとに3灯設置されております。歩行者の通行に必要な明るさといったものの基準は確保されているところでございます。しかしながら、トンネル内外の明るさに差があるということで暗いとの声もございますので、区役所とも相談して対応を検討してまいりたいというふうに考えております。

災害時に重要な役割果たす緊急輸送路の無電線化を早急に

大貫議員:次に、緊急輸送路の無電柱化について質問したいと思うんですが、緊急輸送路っていうのは地震の時に非常に重要な、災害の時重要な役割を果たすんですが、その緊急輸送路の現在無電柱化の率についてお聞きします。

川口技監兼道路局長:市内の第一次緊急輸送路でございますが、183キロございます。そのうち、環状2号線、それから主要地方道山下本牧磯子線などで電線共同溝の整備といったものを進めております。平成21年度末現在、延長が12キロメーターが無電柱化されまして、無電柱化率7%という状況でございます。

大貫議員:これ、非常に早くやらなきゃいけない仕事だと思っているんですよ。特に災害時の時の緊急輸送路で一番いつも問題になるのはやっぱり建物の倒壊、同時に電柱の倒壊あるわけですよね。先ほど今後進めてほしい施策の中で、無電柱化についてはどんなふうに位置付けされていますか。

川口技監兼道路局長:電線類の地中化でございますけども、市民アンケートでは第3位、それから事業者のアンケートでは第4位というふうに位置付けられております。

大貫議員:非常に高いんですよね。この仕事は中小企業の仕事になりますから、これ精力的にやってもらうことを要求して、終わります。

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