週刊ニュース
2023年11月13日

市民の身近なところに公立図書館を 市図書館ビジョンに向けて申し入れ2023.11.15号

サムネ週刊ニュース

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横浜市は、中期的な方向性をまとめた中期計画2022~2025の市立図書館に関わる政策で「老朽化が進む市立図書館の修繕や建替えとともに、まちの魅力づくりに資する新たな図書館づくりが必要」と明記し、新たな図書館像の構築と市民の豊かな学びの環境の充実の施策として「(市立図書館の)再整備の在り方を調査・検討し、ビジョンを策定」するとしています。

これまでに図書館ビジョンについてのアウトラインが示され、市民参加のワークショップが開催されました。また、12月議会(第4回定例会)で素案が発表され、市民意見募集(パブリックコメント)が実施される予定です。

11月9日、日本共産党横浜市議団(5人)は、図書館ビジョン素案作成にあたって、市民の身近なところにこそ公立図書館を増やすことを呼びかけた提言を発表し、山中竹春市長と鯉渕信也教育長に申し入れしました。教育委員会の高柳友紀担当課長が受け取りました。

問題は本と図書館が少なすぎること
提言では、横浜市が抱える図書館を巡る問題について、全国20政令都市の中で1人あたりの蔵書数が最も少ないという現状を示し、横浜市の課題の中心は、蔵書があまりに少ないことと、市民に身近なところにないことに尽きると指摘。これらの課題に正面から向き合い、公立図書館を「一区一館」に留めず、身近なところに増やしていくことに踏み出すことこそ、新しい図書館ビジョンを策定する最大の意義があると主張しました。その上で、みなとみらい地区などの都心部に、人目を惹くような巨大な図書館を1館増設するだけではなく、誰でも気軽に、子ども一人でも通うことのできる身近な図書館を各区に増設すること強く要望しました。

また、郷土資料などの収集・記録・保存・活用や、学校図書館への支援をビジョンに位置付けること、ビジョンの策定スケジュールについては、性急に決めるのではなく、各図書館の関係者や利用者の声をしっかりと汲み上げて策定することを申し入れました。

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学校図書館の抜本的な改善を
同日、学校図書館の抜本的な改善を求める申し入れも行いました。申し入れ項目は下記の5つです。
1. 政令市ワースト1位の学校図書館図書標準達成率を早期に全校100%にするための計画を
2. 学校図書館支援センターを設置し、学校図書館の支援強化をはかること
3. 学校司書の正規雇用化
4. 学校図書館と公立図書館の連携確立
5. 横浜市の新たな図書館像(図書館ビジョン仮称)に学校図書館を位置づけること


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