市政ニュース
2007年12月7日

白井議員が消防団パーティー券問題について質問

市長は、消防団からの市長の政治資金パーティー券購入分の返却を

 横浜市では、消防団関係者による中田宏市長の政治資金パーティー券の購入をめぐり、消防職員が窓口となって関与し、税金が大半を占める消防団会計から一部、会費納入され、一時的に税金の流用ともいえる事態が明らかになっています。
中田市長を追及する白井正子議員 この問題で、日本共産党の白井正子市議(港北区選出)は7日、本会議場で、一時的にでも、公金の私的に流用した問題点と指摘し、「少なくとも、消防団会計から支払われた分は、市に返却すべき」と、市長の責任を追及しました。
 問題となった政治資金パーティーは、中田市長を支援する「翔けヨコハマの会」が、2005年4月に開催した「横浜を発展させる集い」。2754人が券を購入し、中田ひろし事務所に千百万円寄付されました。
 消防団に要請されたパーティー券250枚のうち、172枚を18団が購入。18団中10団が、チケット代を、消防団会計(2005年度)から支出しました。
 同会計は、2005年度の収入1億8000万円のうち、1億3500万円が、「活動奨励金」という税金でまかなわれています。
 白井市議は、「市長の応援を目的にした、しかも売り上げから千百万円を寄付されたパーティーに関わってのことであり、市長として責任をとる必要がある」とただしました。
 中田市長は、消防団会計から支払われた分の返却についてはこたえず、「きちんと調査し、公表する」とのべるにとどまりました。

 白井議員の質問と市長の答弁および大貫憲夫議員の議事進行については、こちらをご覧下さい。


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