発行物
2011年8月24日

「こんにちは横浜市議団です」8.24号

東日本大震災被災地を党市議団が視察

 日本共産党横浜市議団のメンバー5人は18、19日、東日本大震災被災地を視察しました。

唖然とする津波のツメ痕

 18日、津波被害の状況を視察して回りました。
 湾がV字状になっている女川では、津波が3階建ビルを横倒しにしていました(写真下)。海岸沿い地域はほぼ全滅で、その惨状は目を覆うものです。
 石巻では陸地奥深くに漁船等の船舶が未だに放置され、いたるところに瓦礫が高々と山になり、道路わきには自動車が何重にも延々と積まれています。
 漁港も破壊され、いくつもの魚加工工場が廃墟のようになって、見るも無残な姿になっています。残ってる家も一階部分はメチャクチャでとても住める状況ではありません。
 面積の56%が浸水した仙台市若林区では、見渡す限りあるのはコンクリートの土台と門扉だけ。まるで、古代遺跡を見ているようでした。

アッという間になくなった生活物資

 19日は、宮城県石巻市の日本共産党震災・救援対策センターに行きました。救援センターの2階には、全国から毎日届くお米、野菜、衣類などの生活用品が山積みされています。党市議団は、それらの物資を仮設住宅の集会所に運び、無料バザールのお手伝いをしつつ、来場者から要望をお聞きしました。また、仮設住宅を回り、要望を聞いて回りました。

先頭に立って頑張る石巻党市議団

 日本共産党石巻市議団(3名)は、党の救援ボランティアが仮設住宅や避難所などを訪問し、聞き取り調査して集めた要望を石巻市長に申し入れ、改善を求めました。
 市長は、手すりの設置や砂利道の補修などは「早速やりたい」と回答しました。また、要望の強かった、ボタンティアも使えるシャワー施設が小学校に増設されました。
 日本共産党は、全国ネットを生かし、各地に救援センターを設け、それぞれ数県の党委員会が担当し、責任をもって救援ボランティアや物資を党内外に募集して現地に送り込んでいます。

◇週刊ニュース「こんにちは横浜市議団です」は、原則として毎週水曜日発行です。PDF版は下記からダウンロードして、ご自由にお使いいただけます。なお、ご使用の場合には市議団までご一報いただけると幸いです。

「こんにちは横浜市議団です」2011年8月24日(PDF版)


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