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【予算特別委員会】岩崎ひろし議員が総合審査で質問

常に海水の浸入・水没の危険にさらされている横浜駅周辺の地下街の防災対策を

 横浜市議会予算特別委員会では21日、第1第2委員会合同の総合審査が行われ、日本共産党を代表して岩崎ひろし議員が、質問しました。

 横浜駅周辺大改造計画として「エキサイトよこはま22計画」があります。岩崎議員は、「横浜駅周辺の再整備は市全体のまちづくりの手本になるべき位置付けの高い事業だ」としながらも、「問題はその方法、進め方」として、特に地下街の防災面から質問しました。
 横浜駅周辺は明治末期から戦前にかけて埋め立てられましたが、その工法の詳細は不明です。また、地下街について、市は人や自動車の出入り口は把握していますが、換気口など開口部や民間ビルにかかわる部分の全体像を把握しきれていません。岩崎議員は、「『エキサイトよこはま22計画』は超高層ビルを林立させる華やかさとは裏腹に、足元(の地下街)をまったく見ていない計画だ」と指摘し、実地調査・検証を行った上で防災の立場から計画の見直しに真剣に取り組む必要があると主張しました。
 林文子市長は、大がかりな建設計画なのでしっかりと慎重に調査・検証してきちんとやらせていただくと答えました。

 小児医療費助成制度は新年度予算で小学校1年生から2年生に引き上げられますが、県内でくらべても全国的にも遅れは歴然としています。岩崎議員は、子育て支援としても大変大事な制度なので小児医療費を1日も早く小学校卒業まで無料化できるよう求めました。
 林市長は、「もちろん、できれば広げていきたいと思う」としながらも、制度の拡充には多額の費用が必要となるので、財政状況を見極めながら検討していくが、「すぐさまお約束をできないのはご理解たまわりたい」と答えました。

岩崎ひろし議員の質問と答弁はこちらをごらんください。