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がれき視察報告書を鈴木伸哉副市長に手渡し

大船渡市・陸前高田市はがれき処理の広域処理を望んでいない

 東日本大震災で発生した宮城、岩手両県のがれき処理について、国は県外での広域処理の方針を立て、神奈川県には、岩手県大船渡市、陸前高田市等の木くず12万トンが割り当てられています。
日本共産党横浜市議団は5月に岩手県大船渡市、陸前高田市を訪れ、がれき処理の状況を調査し、その結果を報告書「岩手県大船渡市、陸前高田市における震災がれき処理状況確認のための視察報告」にまとめました。同市議団は19日、鈴木伸哉副市長にこの報告書を手渡し、林市長、大場茂美副市長、鈴木隆副市長にも渡して下さるようにお願いしました。

大貫のり夫団長は、現地を訪れ、大船渡市では生活圏のがれきは片付いており、陸前高田市ではまだ市街地に残ってはいるもののまちづくり計画が固まるのを待っている状態で、両市とも広域処理は望んでいないことがわかったと述べました。
あらき由美子議員は、地元の市役所や建設業協会の人たちは自分たちが知らないうちに広域処理の話がきまってびっくりしており、がれき処理は地元の雇用創出にもなっていることがはっきりしたと述べました。

鈴木伸哉副市長は、がれき処理に関しての気持ちは共産党のみなさんと同じであり、あくまでも相手方の自治体の実情や要望を聞いて、手伝ってくれないかなというところがあれば喜んで手伝いたいという気持ちであり、報告書をよく読ませてもらうと述べました。

報告書「岩手県大船渡市、陸前高田市における震災がれき処理状況確認のための視察報告」はこちらをご覧ください。