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【決算特別委員会】あらき由美子議員が病院経営局で質問

在宅復帰率85%の高度な医療を広く市民にアピールせよ!

 横浜市議会で28日に行われた決算特別委員会病院経営局審査で、日本共産党のあらき由美子議員は、脳血管医療センターについて質問しました。

 あらき議員は、脳出血で脳血管医療センターに運ばれ、3週間の点滴治療とリハビリののち退院した友人が、「坂道があり、女性なので必ず荷物を持って歩くので、そういうリハビリをしたいと要望したら、その通りのプログラムを組んでくれた。リハビリの先生たちがとてもよかった」と感謝の言葉を述べていたことを紹介。あらき議員は、他の議員から人件費比率が高いことが問題だと指摘されているが、在宅復帰率が85%と非常に高いということはリハビリを重視した職員体制になっているからで、「まさに患者にとって最善の医療を行っている結果だ」と述べました。

 また、あらき議員は、外来患者を確保するために、例えば市営地下鉄の吉野町駅や阪東橋駅からシャトルバスを運行するなど交通の便をよくするようすべきではないか、鈴木隆副市長に質しました。鈴木副市長は、外来患者数が一日平均140人で、現行の根岸駅―センター間のバスの利用者数が少ないことから、利用者の動向を見極めながら検討していく必要があると答えました。

 さらにあらき議員は、「経営状況が赤字だから民営化や廃止すれば良いという考え方は、私たちはあまりも短絡的。公立病院だからこそできる専門病院としての実績を積み重ね、よりよい医療を提供できることをアピールしていくことこそ必要だ」として、鈴木副市長の見解を求めました。鈴木副市長は、「市民医療を支えていく立場で病院経営をしていかなければいけない大原則があるので、そうした視点に立って、先生方の意見を率直に受け止めながらがんばっていきたい」と答えました。

◎あらき議員の質問と答弁はこちらをご覧ください。