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白井まさ子議員が人事議案反対討論

今田氏は教育委員としてふさわしいか

 予算議会最終日に、今月で教育委員の任期が切れる今田忠彦氏を再任する人事議案が提出され、白井まさ子議員が日本共産党を代表して反対討論を行いました。

今田氏は、教育委員に3期10年、教育委員長として6年8か月就任しています。教育委員会制度では、教育委員は、人格が高潔で、教育、学術及び文化に関して識見を有するもののうちから市会の同意を得て、市長が任命するとなっています。

白井議員は、今田氏が教育委員としての要件を満たしているか大いに疑問だとして、
◯市内8区で使われている自由社版歴史教科書の誤った記述を正すことなく放置していること、
◯採択地区小規模化の方向に逆行して従来18行政区に分かれていた教科書採択地区を全市1地区としたこと、
◯関東大震災時の朝鮮人虐殺は歴史認識となっているのに、副読本「わかるヨコハマ」の記述をあえて「殺害」に修正すること、
◯文科省作成の放射線副読本を要約した小・中学生向けリーフレットを授業で使用し、子どもたちに「放射線はあまり心配しなくて良い」と間違った認識を与えたこと、
◯正規教員の定員割れが深刻なことなどを上げました。

採決の結果、自民党、民主党、公明党、みんなの党などの賛成多数で、今田氏の任命は同意されました。

◎白井議員の討論全文はこちらをごらんください。