議会での質問(詳細)

2013年10月7日

■「資源循環局」 あらき由美子議員(2013.10.7)

あらき議員:共産党を代表して質問します。資源選別施設の管理運営について伺います。

公金が入っている資源リサイクル事業協同組合の指導・監督を

缶、ビン、ペットボトルの選別作業を4か所の資源選別センターで委託により行っており、2012年度決算では委託費の4施設合計は18億3300万円余となっています。委託先がどこか、また、委託の内容はどうなっているか、お願いします。

大熊資源循環局長:委託先は公益財団法人横浜市資源循環公社でございます。委託内容は、施設設備の維持管理、選別作業と選別後の資源物の管理、さらに売却先への引き渡しのほか、施設見学者の対応などを行っております。

あらき議員:そこで資源循環公社では、選別作業を再委託していると聞いています。委託先はどこでしょうか。

大熊資源循環局長:鶴見、戸塚、緑の資源選別センターの選別作業の再委託先は、横浜市資源リサイクル事業協働組合、金沢資源選別センターの選別作業の再委託先は、株式会社YSDでございます。

あらき議員:資源循環公社は3施設の選別作業を資源リサイクル事業協同組合に委託していますけれども、では資源リサイクル事業協同組合はどういう組合なのか、また公社との関係性はどうなのか、伺います。

大熊資源循環局長:横浜市資源リサイクル事業協同組合は、横浜市内の古紙や金属等のリサイクル事業者が組合員の経済的地位の向上などを目的としまして、中小企業等協同組合法の基づき設立したもので、組合員から買い入れた古紙等の販売業務、広報紙の発行やリサイクル製品の販売、リサイクルを通しての社会貢献活動などを行っております。なお、横浜市資源循環公社との出資関係はございません。

あらき議員:資源循環公社は、どういう理由で選別作業をこの資源リサイクル事業協同組合に委託しているのでしょうか。また、委託の契約方法はどうなっているのか、伺います。

大熊資源循環局長:缶・ビン・ペットボトルなどの資源物は選別後リサイクル事業者へ売却・引き渡しを行うために、品質基準を設定をしております。これらの品質基準を満たすために必要な作業能力、ノウハウをもつ事業者は現在のところ、横浜市資源リサイクル事業協同組合と株式会社YSDであることから、両者と契約を結んでいるものでございます。なお、契約方法は随意契約としております。

あらき議員:その随意契約している理由って、一般的にでいいんすけど、お答えいただけます。

大熊資源循環局長:いま、申し上げたとおりですね、選別作業につきましては品質基準というものがあります。これについては品質基準を満たすために、やはりノウハウが必要になっております。そういったノウハウを持っているのはこの横浜市資源リサイクル事業の協同組合とYSDということでございますので、これに対して随意契約をしているということでございます。

あらき議員:資源循環公社はリサイクル事業協同組合で働く方の雇用状況を把握しているのかどうか、また資源循環局は公社からその内容について報告を受けているのかどうか、監査はどうしているのか、伺います。

大熊資源循環局長:横浜市資源循環公社では、横浜資源リサイクル事業協同組合の賃金等の雇用状況については、報告を求めていないということでございます。従いまして、当局は横浜市資源循環公社から報告を受けておりません。なお、当局は、本委託業務に関して、横浜市資源リサイクル事業協同組合の監査を行う立場にはございません。

あらき議員:どうして、そういう状況になっているんでしょうか。

大熊資源循環局長:横浜市資源リサイクル協同組合は再委託先でございます。直接横浜市と契約関係はございません。そういった関係でございます。

あらき議員:でも、随契になっているわけですから、公金が少なくとも入っているので、私はその点のやり方が非常に問題だと思うんですね。資源リサイクル事業協同組合は随意契約であると言われました。そうであるならば、資源循環局として、公平性・透明性という点で、適切に行われているかどうか指導・監督する、公社にも受ける、してもらうということは、基本的には必要だと思うんですけど、この点、局長、どうでしょう。

大熊資源循環局長:資源循環公社からは毎月、各資源分別施設の搬入量ですとかあるいは搬出量、選別作業、またその人数、そういったものについての報告書の提出を受けております。これによって、横浜市の資源循環公社の業務を円滑にかつ適正に遂行しているということを確認をしております。

資源リサイクル事業協同組合で最低賃金を下回る賃金

あらき議員:その円滑かつ適正かどうかというのを、これから事例をあげて説明したいんですけど、資源リサイクル事業協同組合で普通作業員として働いていた方から実情を聞きました。1999年に正規社員で雇用されて、月給19万円、皆勤手当2万円ということで働いてきたそうです。ところが今年の4月の給与明細では25日の出勤日数で、基本給14万1400円、皆勤手当1万7500円となっています。7時間勤務というので、基本給を出勤した日数と1時間あたりで計算すると808円、神奈川県の最低賃金849円を下回っていました。こういう実態であること、問題だと思いませんか。

大熊資源循環局長:資源循環協同組合の雇用関係につきましては、直接我々がタッチする関係にはございませんので、もし表があるとすれば、我々としては資源循環公社に対して調査をし、適正にこれを取り組むように指導していきたいと思っております。

あらき議員:まず、それやってほしいんですね。
この方は、労働基準監督署とかに言っています。ですから、まずこの問題はきちんと精査していただきたいのと、それから、資源リサイクル事業協同組合で働く人は、一日あたりこの方でいうと5656円なんですよ。市が公社に委託している一日当たりは1万4400円なんですよ。こんなに差があって、公金で適正に使われているって言える根拠がどこにあるか伺いたいと思います。

大熊資源循環局長:それにつきましては違法かどうかという問題もございますので、もし違法であれば先ほど言ったとおり、資源循環公社に対して、我々としては取り組んでまいるということでございます。

あらき議員:これは徹底的にやってほしいと思うんです。全国的にも問題になっているブラック企業まがいですよね。こういうことがあってはいけないと思うんです。副市長、私はこういう委託先だとか委託事業についても、きちんと横浜市は調査して検討する余地有ると思います。いかがでしょう。

鈴木伸哉副市長:市としては委託先の業務が適正に行われるように、しっかりと指導してまいります。

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