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【予算特別委員会】あらき議員が消防局審査で質問

高齢化社会、大規模災害に備えて消防力を強化せよ

消防局審査で質問するあらき由美子議員 消防局審査で、あらき由美子議員は、消防力の強化、消防職員の健康管理、消防団の改善等について、質問しました。

高齢化に伴い、高齢者の救急搬送数が2011年度の7万3054人から2013年度は7万9448人と年々増えています。一方、消防隊の数は2011年度の62隊から現在の64隊とほとんど増えていません。消防署所の数は人口規模によって国の見解が示されており、人口19万人の南区でいえば6か所ですが、実際には4か所となっています。

あらき議員は、今後ますます高齢社会が進むことや、大規模災害や先日のような雪害に備えて、消防力を強化する必要性を強調し、予算も人も増やすよう求めました。

消防団について、あらき議員は自身の消防団員としての2年間の活動を通じて、実際に体験したことを踏まえて、質問しました。消防団員は、条例定数8305人に対して実員数が本年1月1日現在7245人、充足率87.2%です。あらき議員は団員確保に成功している市内西区や長野県などの取り組みを参考に、ありとあらゆる努力を行って団員を確保するよう求めました。また機具置場の建て替えや修繕、訓練場所の確保、団員の報酬等を早期に国基準まで引き上げるよう、求めました。

荒井消防局長は、市民生活の安全充実に向けて中期計画の策定の中で救急体制の強化についても規定していきたいと述べました。渡辺副市長は、消防力や消防団の強化など市民の生命、安全に関わるものは、今すぐにでも拡充しなければならず、基本政策の中でしっかりとその位置づけを高め、財政状況もよく勘案をしながら、必要な予算措置については努力したいと答えました。

◎質問と答弁はこちらをご覧ください。