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【予算特別委員会】大貫議員が資源循環局審査で質問

学校給食を利用した横浜型3R教育の実施を

資源循環局審査で質問する大貫憲夫議員 大貫憲夫議員は横浜市予算特別委員会の資源循環局審議で、ヨコハマ3R夢プランについて、質問しました。

横浜市は、横浜市一般廃棄物処理基本計画「ヨコハマ 3R夢(スリム)プラン」を実施中です。25年度上半期の実績では、家庭系のごみ量、資源化量、事業系のごみ量は目標の3%を上回った一方で、事業系の資源化量は増加し、総量全体では2.1%の減でした。

大貫議員は、3R(リデュース、リユース、 リサイクル)のうち、きもになるのはリデュースであり、そのために横浜市水道水をペットボトルに入れて販売している「はまっ子どうし The Water」のペットボトル化をもうやめるべきではないかと質問。子どもに3Rを教え、子どもを通して家庭、社会を変えていくために、学校給食残渣などを堆肥化して利用するなどの横浜型3R教育を行ったらどうかと提案しました。

また、昨年秋に行われた3R夢プラン第2期推進計画(素案)への意見募集に17名しか応募がなかったことを取り上げ、「市民のみなさんがこれに興味もってないと、こういう数字出てこない」と指摘。3Rを成功させるためには市民の理解と啓発が必要で、それを徹底することが一番大事だと述べました。

鈴木伸哉副市長は、「はまっ子どうし」のペットボトルについては利便性もあるのできちんと分別を行うということで現状通り販売していきたいと答弁。大熊資源循環局長は環境事業推進員や啓発の場で市民の声などを踏まえ、学識経験者、市民、事業者などで構成される審議会でも意見も聞き、計画素案の作成を作っているという経緯があるが、さまざまな具体的方法で啓発を進めていきたいと答えました。また、学校での教育は非常に重要なので、啓発活動を指導していきたいと述べました。

◎質問と答弁はこちらをご覧ください。