市政ニュース
2014年3月11日

【予算特別委員会】岩崎議員が建築局審査で質問

市街化調整区域内の違法建築物を黙認してはならない

 岩崎ひろし議員は横浜市予算特別委員会の建築局審議で、市街化調整区域内にある違反建築物について質問しました。

市街化調整区域は、都市計画法で市街化を抑制すべき区域として、原則として建築物を建てることができません。ところが、戸塚区深谷町の市街化調整区域には建設業者の資材倉庫やプレハブ倉庫などの違反建築物が建てられています。2011年に行ったこの違反建築の岩崎議員の質問に対して、林文子市長は「違反建築は、工事停止命令や除却命令の発令など、徹底した是正指導を行う」と答弁していますが、ほとんど是正されていません。

岩崎議員は、現地の写真や図を用いて、違反建築物ばかりのひとつの集落が形成されている現状を示し、中には生活のかかった事業をやっている人もいると述べ、「ここまで来てしまった責任の一端は、まちがいなく行政の側の対応に遅れがあったというふうにいわざるを得ない」と批判しました。そして、「徹底した是正指導というのであれば、都市計画法に基づいて、実際に除却するまで指導すべきではないか」と質しました。

坂和建築局長は、これまでも対処してきたが結果として効をなしていないと認めた上で、最終的には建築物が除却されるまで是正命令などにより厳正に対処すると答弁。違反建築対策に対する認識と今後の取り組みについての決意を問われた鈴木伸哉副市長は、「できないものはだめ」として、「事前の防止対策と事後のきちんとした対応をしっかりと今後もさせていただきながら、進めてまいりたい」と述べました。

◎質問と答弁はこちらをご覧ください。


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