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古谷やすひこ議員が予算反対討論

子育て施策の充実で、安心して住み続けられる横浜を

 2014年第一回横浜市議会は26日最終日を迎え、2014年度予算案の採決が行われました。採決に先立って、古谷やすひこ議員が日本共産党を代表して反対討論を行いました。

古谷議員は、まず林文子市長が「大胆な投資」「スピードアップさせる決断」として、高速横浜環状道路建設の推進や国際コンテナ戦略港湾整備に大きく傾斜した予算を付けたことに対して、「既存のインフラの維持更新費すら十分に費用がつけられておらず、そんな中で新たなインフラを作れば、その時から新たな保全費が発生する」と批判。高速道路建設や下水汚泥焼却灰の南本牧ふ頭への埋め立ては、地域住民の生活を脅かすもので、やめるべきだと述べました。

横浜市は、少人数学級の推進や小児医療費無料化助成は県内最低レベル、中学校給食がないことも政令市最低レベルであり、さらに今回の予算審議の中でほとんどの政令市で引き下げていない就学援助の基準も国の要請を無視して切り下げました。古谷議員は、「子どもを産み育てるという条件・環境が他都市と比べても劣っているというのは、切れ目のない子育て施策を充実させると日頃おっしゃる市長とは思えない。言っていることとやっていることが全く違う」と厳しく批判し、これらを充実あるいは実施するよう求めました。

2014年度予算案は、自民・公明・民主・結ぶ会・みんなの党などの賛成多数で全て可決されました。

◎討論全文はこちらをごらんください。