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あらき由美子議員が議案関連質問

横浜環状北西線・北線が東京オリンピックに不可欠?

議案関連質問を行うあらき由美子議員横浜市第2回定例議会が今月13日から来月3日までの日程で開催中です。16日には市長と議員が提出した議案に対しての質問が行われ、それぞれに対して日本共産党を代表してあらき由美子議員が質問しました。

高速横浜環状北西線に関する2件の議案は、いずれもシールドトンネル工事で道路を建設するためのものです。林文子市長は昨年の議会で、自民党議員の質問に対して「オリンピック・パラリンピックで横浜を訪れる多くの方々をおもてなしするためには、横浜環状道路の北線と北西線は欠かせません」と答えています。

あらき議員は、東京オリンピック開催と横浜市との関係について現時点では何も決まっていないとして、「不可欠」と答えた根拠の説明を求めました。また、道路局の話では東京オリンピックの2020年までには完成は難しいとのことで、市長答弁と矛盾していることから、どちらが市の方針なのか、質しました。

病気療養中の林市長に代わって答弁に立った渡辺巧教副市長は、北西線と北線は、東名高速道路と横浜臨海部を直接連絡し、横浜港の国際競争力の強化や市民生活の利便性の向上、防災力の強化など、大きな整備効果が期待される重要な路線、東京オリンピックを契機に横浜の魅力を伝えることにもつながるため、完成予定の前倒しに向けて取り組んでいきたいと答えました。

山下ふ頭の再開発に関する基本計画検討委員会設置議案については、山下ふ頭から港湾機能をなくして集客施設にしようとしていることに関して質問。あらき議員は、これらの計画変更については港湾関係者の合意を得ているのか集客施設としてカジノを考えているのかと質問しました。

渡辺副市長は、地元権利者や関係事業者の理解・ご協力を得るよう話し合いを進めていきたい、現時点で施設を特定しているものではないと答えました。

◎質問と答弁はこちらをご覧ください。