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「こんにちは横浜市議団です」8.27号

横浜・根岸米軍住宅 米軍が生活道路を閉鎖
日本人居住者の生活守り、ゲート開けよ

「こんにちは横浜市議団です」2014年8月27日米軍根岸住宅地区(横浜市中、南、磯子区)の中に、米軍施設として提供されずに市民が所有している土地があります。現在、その民有地で2家族が生活しており、住宅地区への出入りの際にゲートで通行パスの提示を求められるとか、知人等の訪問に予め届出が必要など、日常的に不便な生活を強いられています。
米軍は今月13日、同地区の4か所のゲートのうち2か所を同月25日から閉鎖すると連絡。これに対して居住している1家族の方は直ちに米軍に抗議し、ゲートを閉鎖しないように要請。横浜市も、通行確保に対応するよう南関東防衛局長に要請しましたが、25日朝、予告通りゲートが閉鎖されました。

日本共産党が防衛局に要請
日本共産党横浜市議団は25日、南関東防衛局(横浜市中区)を訪れ、閉鎖されたゲートを再開し、当該住民の生活環境が保持されるよう米軍と協議して対応することなどを要請しました。
この地区に居住している1家族と日常的に連絡をとっている古谷議員は、閉鎖されたゲートが通常利用している駅や買い物に行くために使っている生活道路にあり、横浜市のごみ収集車が通る道路でもあることをわかった上で閉鎖したことに怒りを感じると述べました。さらに、住民が行ってきた長い間の交渉でようやくガスや水道、電気などが使えるようになった経緯があり、居住者はそれらのライフラインが基地が返還される際に使えなくなるのではないかと心配しており、国の責任で居住者の生活を守るように求めました。
対応した南関東防衛局の奥西広報官は、基本的には提供している米軍施設内には干渉しないが、住民の利益を考えて不便等が解消するように米軍に問い合わせたいと述べました。

申入書はこちら「米軍根岸住宅地区の非提供地=「飛び地」に居住される住民の生活権保障についての要請」をご覧ください。

党市議団が教育委員会に申し入れ 教科書採択に問題あり

日本共産党横浜市議団は25日、今月1日に行われた小学校用教科書採択に問題ありとして、教育委員長あてに申し入れを行いました。
教育委員会が8月1日開催の定例会で行った小学校教科書の採択には重大な過誤があります。第1に、国や県教委が「開かれた採択」を求めているにもかかわらず無記名投票を行い、市民への説明責任を果たしていないこと。第2に、教科書取扱審議会の答申の評価と異なった教科書を、明らかな理由を示すことなく採択したことです。
申し入れでは、今後の教科書採択にあたって、採択方法は、教育委員の説明責任を明確にし、採択の透明性を担保する記名投票とすることと、教育委員は教科書取扱審議会の答申を尊重することの2点を求めました。

申入書はこちら「教科書採択にあたっての投票方法についての改善の申し入れ」をご覧ください。

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「こんにちは横浜市議団です」2014年8月27日(PDF版)