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【都市経営局】荒木由美子議員の質問と答弁
荒木議員
それでは、日本共産党を代表して、質問いたします。
1 リバイバルプランの検証について
リバイバルプランの検証について伺います。
横浜が目指す都市経営は、「民の力が存分に発揮される都市・横浜の実現」ということで、そのために、「横浜リバイバルプラン」として政策・財政・運営の3つの計画、中期政策プラン・中期財政ビジョン・新時代行政プランを連動させ、「市民とともに都市を経営する」新しい都市経営を強力に推進するとしてきました。
そこで、現在の「リバイバルプラン」の計画期間は2002年から2006年の5ヵ年ということで、現在どこまで到達したかを、都市経営局として検証すると聞いています。どういう視点で検証するのか、まず、局長に伺います。
深川都市経営局長
おはようございます。都市経営局でございます。よろしくお願いいたします。
検証の視点でございますが、まず、政策取り組みの目標が達成できた、あるいはできなかった場合はその原因は何か、また、時代やニーズの変換を踏まえまして適切な事業の立ち上げあるいは見直しができたか、さらには費用対効果や事業の効率性が高まったかといったような視点で認証を行っております。
荒木議員
そこで、あるべき目標像をかかげ、「リバイバルプラン」を策定したんですが、その到達状況について市民に公表すると聞いています。市民がその公表された結果について、意見をいうことができるのでしょうか。この点について。
深川都市経営局長
一応、今の検証は12月あたりを予定をしていますので、そうした検証の結果というのが出された段階で公表をしていきますので、おのずと市民のみなさん方のご意見が出るであろうというふうに思っています。
荒木議員
寄せられた市民からの意見は、次期リバイバルプランに活かされることになるのでしょうか。
深川都市経営局長
現時点では、意見がどういうものかというものが出されておりませんのでわからないんですが、いずれにせよ市民のみなさま方から、いわゆる評価が低いようなものとかそういうようなものがあれば、やはり次期リバイバルプランの中でそうしたものを充実していくとかそういうような形で意見の反映というものに努めてまいりたいというふうに思います。
荒木議員
まず、「リバイバルプラン」そのものなんですが、357万人というこの横浜市民に本当に知られているのかどうか、この点は非常に難しい点だと思います。市民に知られるような工夫、どういうことをしてきたのか、伺います。
深川都市経営局長
現行のリバイバルプラン、これは平成14年度から作成をして、まず素案というものに対する意見募集といったようなものを行ってまいりました。そして、その案が決まりましたあとは、節目ごとに広報横浜に掲載するとか、あるいはパブリックコメント、あるいは市のホームページといったような中でお知らせをするといったような形で、様々な手法を採用をいたしまして、機会あるごとに市民の方々にお伝えをしたと。
荒木議員
これからの方向ですけれども、まず、中期政策プラン、中期財政ビジョン、新時代行政プラン、この3つのプランで構成されている「リバイバルプラン」の検証について、市民の意見も聞くんですけれども、その前に外部の意見を聞くっていうこともお聞きしているんです。どのような方たちの意見を聞くことにしているんでしょうか。
深川都市経営局長
現行のリバイバルプランの策定に関わった人、あるいはまた横浜市の現状というものを十分ご存知のですね、そうしたような学識経験者の中から選定をしてまいりたいと、そのように思っています。
荒木議員
その中のひとつである新時代行政プラン、これを策定したときの外部の委員に加わっていた方、わかっていらっしゃると思うですけれども、お名前言えますでしょうか。
深川都市経営局長
新時代行政アクションプランでは、いくつかの分野で行われていまして、たとえば電子市役所の推進の懇談会の会長というようなことで大山先生、あるいは市立病院のあり方検討会の座長というようなことで開原先生、それから人事給与制度検討委員会の座長といたしましては佐藤先生といったような方がいらっしゃいます。
荒木議員
そのほかに、大学教授、私がお聞きした中では、宮脇淳北大教授、それから北沢参与、南参与が最終的にはまとめたということをお聞きしているんですけど、これでよろしいでしょうか。
深川都市経営局長
今、先生がおっしゃられましたお3方は、平成15年の3月にまとめた、いわゆる新時代行政プランの1といったようなもので、関わっておられます。
荒木議員
そして、中期財政ビジョン・新時代行政プランを策定したメンバーの一人である跡田直澄氏、慶応大学教授と、今最終的に3月にまとめた宮脇淳北大教授、政府とどういう関わりのある方か、局長はご存知でしょうか。
深川都市経営局長
直接存じておりません。
荒木議員
インターネットで調べたところ、経済財政諮問会議、これが国のほうの審議機関なんですけれども、その中にいらっしゃる竹中経済大臣をはじめ、ウシオ電機代表取締役会長、奥田トヨタ自動車会長、大阪大学の本間教授らが名前を連ねていらっしゃいます。この諮問会議に外部有識者として横浜市のリバイバルプランを策定した今の2人の大学教授が関わっているということになっています。それは、その諮問会議に外部メンバー、民間のメンバーとして、跡田直澄慶大教授、宮脇淳北大教授が加わっているというデータがありました。ということは、横浜市をまさに小泉構造改革の、今色々行われている改革という名のもとでの実験台をしようという、そういうふうにみえませんか。
深川都市経営局長
いずれも、両先生とも非常に広い識見をお持ちの方だといったような、ある面では証拠ではないかなと思っとります。
荒木議員
まだあるんです。今年の7月24日に開かれた「横浜市の未来を考えるシンポ」、これ横浜市主催だったと思うんですけれども、基調講演を行ったのは竹中大臣、パネラーには大阪大学の本間教授、コーディネーターには跡田教授と、まさに小泉構造改革のメンバーによるシンポジウムでした。結局市長は、「民の力が存分に発揮される横浜を目指す」というリバイバルプランは、市長の考え方だけではなく、国の経済諮問会議に関わる人たちの意見を取り入れて、市政を動かしているようにみえるんですけれども、局長どうでしょうか。
深川都市経営局長
現在の中期ビジョンの策定の場合ですと、40人いらっしゃいますが、いずれもお一人だけのご意見とかそういうはなしではなくて、幅広いご意見をお持ちの方をお願いしていますので、そういう一部の人間のどうのこうのといったようなことはございません。
荒木議員
こういういろんな意見を聞くということはいいんですけれども、市民の意見というのはどういうふうに反映されるのか、そして市民のためになるというのはどういうことをこれからやっていかなきゃいけないのか、まさにそういう状況におかれていると思うんですね。
一番気になりますのは、市長が常に言う「市民満足度の向上」、これが市民にとってこの5年間の中で実践されたリバイバルプランをどれだけ成果として目に見えた形で変わったかどうかを検証し、市民が何をどれだけ満足したのかという指標をつくらなければ、満足度が向上したか分からないと考えます。なぜ、そういう客観的な指標はつくられないんでしょうか。
深川都市経営局長
いわゆる市民満足度、数値で表すというのは実際にはなかなか難しいといったような見解がございます。しかし、いずれにいたしましても、できるだけ市民にわかりやすい指標といったようなものはさらに検討してまいりたいというふうに思っています。
荒木議員
市長は市民の意見を聞いていると何回もおっしゃいました。聞いているという意味を、私は履き違えていると思います。自分の意見に合う場合は認めますけれども、そうでない意見はただ言わせているだけで、聞いていないのが実態。そのことについて、副市長どう考えていらっしゃいますでしょうか。
金田副市長
今話題になっておりますリバイバルプランの様々な政策の分野を含んでおります。様々な政策分野について、色々なお考えを持っている方が意見をおっしゃるわけでありますから、そういう意見も多様であります。当然、市長は様々な事柄に関して様々な意見をお聞きするということについては間違いなくお聞きになられていることについては、私はそのようになされているということを確信しております。
荒木議員
総合審査で市長に質問した際、市長は「あらゆる角度からのご意見を受け入れているわけです。その上で最終的にどれが市民のためであるかという政策判断をするのです」と答えていただいております。しかし、意見を受け入れているのであれば、なぜ障害者団体をはじめ多くの様々な方たちから「市がこれまで行ってきた事業に対しての補助金を削ったり、サービスの質を落としたりすることがないように保障してください」という要望が毎年出されるのでしょうか。そもそも地方自治体としてこれまで行ってきた独自施策を危機的財政状況であることを理由にして、国基準以上のサービスについて見直しをし、補助金を削減してきていることこそが、市民の反発を招いているのではないかと思います。
結局市長が聞いているのは、生活を支えてほしいと訴えてくる市民ではなく、小泉構造改革を進めるメンバーの意見を取り入れているようにみえるんですけれども、副市長にいかがでしょうか。
金田副市長
我々が仕事を進める時に、いろんな環境のもと、様々な意見があるという形で仕事を進めるわけでありますから、その際に当然広く意見をお聞きするということは、これは当然やっていかなければなりません。その上で与えられた環境、様々な意見という方向をしてベストの選択をしていくことがやはり必要じゃないかと考えております。
荒木議員
ぜひ、そのベストな客観的な判断材料をみなさんに提供していただきたいと思います。以上です。
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