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Gikai 議会での質問

【環境創造局】荒木由美子議員の質疑全文

荒木議員:日本共産党を代表して質問いたします。パネルを使用したいので、委員長、よろしくお願いいたします。

動物園改革は、市民、職員の声を聞いて十分な議論を


  ます、動物園改革についてお伺いいたします。
  2005年度に「動物園のあり方懇談会」から動物園の改革に向け、5項目にわたって早急に取り組む必要性があると指摘されました。このことに関連して、まず伺ってまいります。
  2005年度の「動物園のあり方懇談会」から動物園の改革に向けてスケジュールが示されています。そこで、2005年度には改革に向けて具体的にどのような取り組みをしたのか、説明をしてください。

橋本環境創造局長:あり方懇談会の提言を踏まえまして、平成17年度は現場改善、マーケティング体制および重点課題の検討を行いました。
  現場改善といたしましては、動物の行動を引き出したり、間近に見られる展示の工夫などを行っております。
  マーケティング体制につきましては、効果的な広報を展開できるよう、体制の充実を努めております。


  重点課題といたしましては、野毛山の受益者負担、金沢の再生に向けた見直し、ズーラシアの魅力を向上させる施設の投資戦略につきまして、各園で魅力向上のための取り組みや改善のための取り組みを行うとともに、特にプロジェクトを設置をして検討しております。
  また、3園の新経営体制につきましては、20年度に3園の経営を一体化することで準備を進めております。
  これらの課題や目標達成状況を評価するため、18年1月に横浜市立動物園改革第三者評価委員会を設置いたしました。

 

荒木議員:そこで、第三者評価委員会の委員会構成と第1回目の審議内容及び委員会の評価はどうだったのか伺います。

橋本環境創造局長:委員構成でございますが、学識経験者、公認会計士、市内小学校や幼稚園の代表者、市民活動団体、市民代表など8人で構成されております。
  第1回の評価委員会は18年1月に開催し、17年度の改革の進捗等検討状況および入園者実績について、審議が行われました。委員会からは、3動物園の現場改善につきまして職員の努力と成果は評価できるが、それらの活動に関する広報をもっと徹底する必要があるなどのご意見をいただきました。各園が広報や魅力向上に一層努めるとともに、3園が連携をした取り組みについても行ってまいります。

 

荒木議員:これ、そちらの方からいただきました(パネルを示す)。3園連携して、アピール、動物園のね、していこうという工夫が大変みられるポスターだと思います。こちらもそうですね(パネル)。
  やっぱりこういうことをやったことによって、かなり入場者数に影響が出てきていると思うんですけど、こういう3園一緒に頑張っていることについて、局長、どう評価されていますか。

橋本環境創造局長:動物園の魅力を高めるためには、何をもっても広報がまず大事なことかなと思います。広報につきましては、やはり見た人が見て、やはり行ってみようという気持ちが起こることが大事なことかなと。今、先生お示しした鳥につきましては、職員の発案によりまして撮影したものでございます。


  また、地面の部分につきましては、友の会のメンバーでもございますヒサクニヒコさんの教えでございまして、まさにそれを見た時に子どもたちがそれをみて、はてなというような感じをいだいて、お父さんおかあさんに動物園をおねだりするような、そういうような効果を期待しておるというところでございます。

 

荒木議員:非常にそういう現場ですとか、委員の第三者評価委員あるいはあり方検討の方たちから意見をいただいたりして、職員も含めて頑張っている成果だと思うんです。
  あり方懇談会でも、集客・広報の体制作りやそのための予算計上について提言されています。「それ自体はまだまだ改善されていないと思う」と第三者評価委員会からの意見もありました。特に金沢動物園ですけれども、戦略的な見直しが必要とされ、環境教育施設への転換や再投資による魅力向上を図ると指摘をされていました。
  そこで、金沢動物園では存在価値の上でどのような見直しを検討してきたのか、伺います。

橋本環境創造局長:金沢動物園では、戦略見直しのためのプロジェクト、また有志職員のアントレトレナーシップを発足をさせまして、それぞれが同時並行して検討を行ってまいりました。あわせまして、博物館の運営、環境教育などの専門家からのアドバイスをいただき、検討しております。
  さらに、来園者のアンケート調査を実施をいたしまして、動物を間近にみたいとか動物と触れ合いたいといったご要望が寄せられたことから、ふれあいコーナーの設置や動物が間近でみられる展示の工夫など、まさに現場改善に取り組んでいるところでございます。
  また、金沢動物園は広大な自然公園の中に位置をしておりますので、周囲の緑豊かな自然を生かした環境教育を推進する動物園として、主な見直しを行っております。

 

荒木議員:施設内ではかなり健闘をされていることはよくわかるんですけれども、行き方です。導入経路の告知対策の必要性、また園内についても起伏があり動きにくく、園内の移動手段の導入の必要性も、これもあり方検討会で指摘をされていました。どういうふうに改善されたのか、伺います。

橋本環境創造局長:動物園へのアクセスの改善につきましては、区内の小学校や幼稚園保育園の児童園児が描きました動物の絵をラッピングをした動物園行きのバスを、      金沢文庫駅から運行することで、バス事業者と調整を行っております。このバスのラッピングまでのデザイン、募集等主体的には当局が関っておりまして、11月ごろから運行を開始される予定となっております。
  また、あり方懇談会からの「案内がわかりにくい」とのご指摘をいただいております正面入口駐車場の案内表示の改善を行っております。
  また、園内の移動手段につきましては、園路の幅が十分にとれないことや、今ご指摘がありました坂が多いことから、課題があるというふうに認識をしておりますが、今後検討必要であるというふうに考えております。

 

荒木議員:横横(横浜横須賀道路)からのアクセスもかなり前から指摘されていますけど、その点表示板などはどういうふうに改善されたでしょうか。

橋本環境創造局長:横横からのアクセスにつきましては、高速道路の管理者側と十分なまだ調整がついていないものですから、そこからのアクセスは十分に保たれているような状況にはなっておりません。

 

荒木議員:そういう点も含めてですね、やれることはまだあると思うんですね。ぜひこの点は早急に取り組んでいただきたいと思います。
  もうひとつ問題なのは、あり方懇談会では金沢動物園については再投資による魅力向上を図るべきと指摘されています。ところが2004年と2005年度の市費の額では、3億900万円が2億8500万円と減額されています。職員もこの点については、現場で様々な議論をしてきているのに、予算を削られては何もできないという意見もでています。この点について、局長、いかがでしょうか。

橋本環境創造局長:確かに厳しい予算の中でこのようにやりくりを効果的に減資的に予算が削られていますが、やはりその削られた中でどうやって園の魅力向上をつなげていくのか、またハード整備を行っていくのか、まあ今先生おっしゃったように、工夫が足りないという部分で、まさに動物園サイドから現場改善の工夫をしまして、お金をかけずに現場改善をして、ふれあい広場の設置ですとか柵の設置とか、我々強要しているわけではないんですが、現場サイドから原材料を購入してですね、柵を設置をしてふれあい広場をつくるとか、そういった現場ならではの改善が今進められています。

 

荒木議員:私も現場の方に意見聞いたんですけれども、ほんとに必死になって取り組んでいますよね、予算ない中で。3園合同で、たとえば食材でね、果物なんかを買うとか、できることはほんとに頑張ってやってると思うんですよ。
  でもそうしながらまた予算削ると、自分たちが一生懸命頑張っていることについてどういうふうに評価しているかって。これはね、市民からみても、やはりメンテナンスをきちんとする、あるいは集客をしなくちゃいけないっていうことで、あり方検討でも予算つけなさいって言っているわけですよね。だから、再投資をやっぱりしなくちゃいけないってことについては、もう少し積極的に踏み込むべきだと思うんですけど、この点、本多副市長いかがですか。

本多副市長:金沢動物園、私家近いから、先週も行ってきたばかりなんですけど。基本的にですね、基本的に再投資をするといった場合にも、今要するに不十分といいますか修繕すべきところがあるから、そこにお金をつぎ込むといっているわけではなくて、もっと金沢動物園の修繕部分みたいなものをはっきりさせてどういう方法にもっていくかというその、さっき戦略的プロジェクトという言葉もありましたけれども、そういうようなことをやった上で再投資しないと、意味がないというふうに思っておりますので、それを優先的に考えて、その上で投資すべきものに投資すべきというふうに考えております。

 

荒木議員:そういうこともあって、3か年の猶予を与えられて、あり方検討でもこの間考えなさいといわれているわけですね。実際にはじゃあそれぞれ各園の検証をされたんでしょうか、局長いかがですか。

橋本環境創造局長:あり方懇談会からは集客マーケティングやお客様満足度向上およびハード施設上の課題などについて、具体的な改善の必要性が指摘をされております。

これらの課題のうち、ハード施設上の課題への対応につきましては、立地上や財政上の制約がございまして、非常に難しいところございますが、お客様満足度向上につきましては、できるところから順次改善に努めていく、たとえば従来の会則に加えまして、動物園職員の発案により、まず動物園のその日の動物のしぐさを来園者の皆様にお知らせする「飼育係のここだけの話」などを手書きでお知らせして、動物のしぐさを来園者の皆様にお知らせするような工夫をしていくこと、また雨天時になりますと、極端に来園者が少なくなるような季節もございますので、そういった時に雨の日特別ガイドということできめ細かなサービスをするとか、また次回来園時に雨の日に来ていた分を割引をすることによってリピーターを確保するとか、こういったことについても行っております。
  また、動物園に来ていただいて、やはり楽しく学べる機会を充実することが必要なのかなというふうに思いました。そういう点で、遠足の特別メニューや角や牙に触れたり、1日の飼育体験を設けるとか、様々な工夫を行っているところです。

 

荒木議員:そういう取り組みを数値化するですとか、集客をどこまで増やすとか、はっきりした目標自体を掲げて検証すべきだと思うんですけど。そういうことをしないで、いきなり中期計画の中でいきなり直営2つやめるという方針だされたのはなぜでしょうか。

橋本環境創造局長:平成15年度の包括外部監査におきまして、3園統合、野毛・金沢の委託化の推進に意見がだされました。これを踏まえまして、外部認識者で設置をしますさきほどのあり方懇談会を設置しまして、いろんな角度から検討を重ねていただきまして、そこの提言でも20年度に直営2園の経営体制を見直し、3園の一体運営が強く求められているところでございます。3園の経営体制を一体化することは経営の効率化よりサービスの向上につながるというふうに考えています。早期に実現を図る必要があると考え、次期中期プランの中でその方向性を打ち出しています。

 

荒木議員:サービスの向上とおっしゃるんですけど、今まさに直営の2園を含めて職員の方からは来園者に職員が説明するとか、少ない職員の中で体制を持ってそういうことをきちっと取り組んできているというふうに聞いています。ですから、いきなり直営をやめるというふうにいわれたことによって、本当に市民満足度が高まるのかどうか、そういう指標をちゃんと示さない中で、なぜ直営がだめだっていう方針だされたのかっていうことでは、まだまだ検証すべきこともありますし、当然市民にその点でもアピールすることはまだまだあると思うんですけど。そういうことは実施されるのかどうか、その点はいかがでしょうか。

橋本環境創造局長:市民からの意見の聴取等につきましては、利用者調査やイベント時のアンケートなどで利用者からのご意見ご要望も伺っております。また、その中で改善策の検証も行っております。今後もさまざまな機会を捉えまして、幅広く市民のご意見を伺い、魅力ある動物園の再生につなげていくことが必要であるというふうに考えております。
  また、第三者評価委員会において議論されました現場改善、サービス向上の取り組み、改革の方向性などにつきましても、ホームページを通じまして市民に公表し、いろんな市民からのご意見を伺ってまいりたいというふうに考えております。

 

荒木議員:せっかく動物園にいらっしゃる方もいますし、特に小学生たちはね、非常に小学生・幼稚園・保育園の子どもたち、関係者にも、そういう点ではもっともっとアンケートや、どういうふうにしていったらみなさんの来やすい動物園になるかということを一体的に調査する必要があると思うんです。でも、ぜんぜんそういうことは踏み込んでなくて、一部アンケートやって、それも私調査した結果くださいってお願いしたらまだできてませんっていう話なんです。ぜんぜん検証する機会も与えられないでホームページにアップすればいいっていうことでは、私は違うと思うんですけれども、いかがでしょうか。

橋本環境創造局長:まだ取り組みが不十分だというご指摘につきましては、我々もまだまだ市民のみなさまに動物園の現状を広くお知らせしなければいけないのかなというふうに思っておりますが、いろんな多様な機会を捉えながら市民にお知らせし、市民からご意見を伺うと、そのことと3園の効率化を推進することは別の形でその考えのことも必要なのかなと。また先ほど来申し上げておりますように、魅力向上ということからしますと、現場からどうやってお客様に楽しんでもらえる工夫を必要とするのか、これは現場でなくてはできないことでございますので、そういった市民の意見、それから現場改善、それから魅力向上、いろんな角度の中から動物園の魅力向上に努めてまいりたいというふうに考えております。

 

荒木議員:実際に3園とも入場者数、私も資料でいただいたんですけれどもね、2004年度と2005年度の比較では、3園平均で7.6%の増で12万7000人増えているんです。3園での比較でも、ズーラシアの5.7%の伸びに対して、野毛山では10.7%、金沢では9.2%、本当に頑張っていると思うんです。だから、そういうことももっともっとアピールすべきでしょうし、やはりそのことについてはもっともっと市民に積極的に公表して、同じ土俵でみなさんにも考えていただくということはするべきだと思います。この点いかがでしょうか。

橋本環境創造局長:今、先生がおっしゃられましたように、対前年に比較して3園とも入園者数が、大幅とは申し上げませんが一定の率で向上している。これも一重に現場の魅力向上改善から、お客様が来られた時に子どもも含めて満足してしただくようなホスピタリティーがあった結果なのかなというふうに思っております。引き続き、もっともっと魅力向上を講じて、大勢のお客様が来られるように、なお一層努力してまいりたいと思います。

 

荒木議員:もっとすごいのは、経費的な問題でも職員の方からこういうのを聞きました。市民に動物の餌代を寄付していただいく制度、たとえばアニマルペアレントっていうのをやって、100万円3園で集めた。ものすごい画期的なことを一年でやっているわけですよ。ですから、職員も一体となって頑張ろうっていう決意をこめて、やっぱりそういう制度を作って、市民と共有しながら頑張るということもあって、やはりその点の検討結果ですね。それから検証結果も含めて、全体で議論しなかったら、結論ありきで直営やめますと。これはあまりにもずさんなやり方と思うんですけれども、この点、本多副市長いかがですか。

本多副市長:いろいろな施設があると思うんですね、公共的施設という意味では。で、動物園ということで特に考えた時に、直営であるか民営であるかということ以前に、横浜市の場合はですよ、横浜市の場合は3園あって、そういう問題があって、その3園を今後とも維持していくのかどうか、こういうのが今一番大きな課題だと思うんですね。その中で、金沢はどうあるべきか、野毛はどうあるべきか、ズーラシアはどうあるべきか、ということが最優先の課題だと思うんです。それを決めれば、それじゃあどうやって効率的に運営をしていくんだとか、そういうふうなこと考えた時に、その効率的な運営という観点でみれば、今やっている直営方式よりは民営の形式の方がベターであろうということを考えてやっておりますけれども、ちょっとくどいようですけれども、3園ありきでどうこうするということで考えているのではなくて、3園が横浜市にとって動物園として必要なのかどうか、存在意義があるのかどうかということを考えていくべきと考えております。

 

荒木議員:もともと動物園については、娯楽に加え、教育、研究、自然保護など多様な使命を担う、その価値は入場者数や収支に加え、多面的に評価するっていわれているわけです、あり方で。ですから、その点も踏まえて、私はまだまだその点十分な議論をされていないと思いますから、ぜひ直営も含めて検討余地があると思います。考えていただきたいと思います。

身近な公園を管理する各土木事務所に、十分な職員配置を


  次に、身近な公園に管理についてです。2004年度まで公園の管理業務は、市内4公園緑地事務所で一括して管理していました。ところが、2005年度から局再編により、街区公園など市民にとって身近な公園の管理は各区の土木事務所に移管をされることになりました。
  そこで、局と区でどのような公園を所管するようにしたのか。また、局・区それぞれが所管する公園数と面積をあわせて伺います。

橋本環境創造局長:大規模で広域的な利用のあります公園やテニスコート・野球場などの有料施設を有する公園につきましては、局の所管とし、街区公園や近隣公園などの地域にとりまして身近な公園につきましては区の所管といたしました。
  それぞれ所管する公園の数と面積でございますが、局所間公園は64公園、652万ヘクタール、区所管公園は2433公園、873万ヘクタールとなっております。

 

荒木議員:身近な公園の管理が土木事務所に移管されたことについて市民からどういう評価を得ているでしょうか。

橋本環境創造局長:区民から寄せられるメールや苦情に対しまして迅速な対応が図られており、地域に密着したきめ細かな公園管理が推進できているとの評価を得ているというふうに考えております。
  また一方、土木事務所に公園管理業務が新たに加わったため、市民からのお問い合わせや要望に十分対応できていないところもあるというふうに認識しております。

 

荒木議員:そこで、身近な公園の管理に係る土木事務所への配布額の総額はいくらになっていますか。また、各土木事務所への配布額をどのように決めているのか、伺います。

橋本環境創造局長:平成17年度の土木事務所への配布決算額は、草刈・選定などの維持管理や施設修繕に要した費用のほか、公園愛護会報償費、事務費等も含めまして、13億5248万余円となっております。
  各区への配布額につきましては、それぞれの区が所管する公園数や公園面積を基礎といたしました。また、公園整備員が直接行う刈り込みや選定等の作業量やヒノバ・樹林地の多い公園など様々な特性を考慮して決定をしてまいります。

 

荒木議員:約14億円、公園のある面積等で按分しているというふうに私も聞きました。そうなったことで、これまでは4つの方面別公園事務所で、必要度に応じて大規模修繕などを運用することができたけれども、各区ごとに按分されることになって、そういう臨機応変さはできなくなったと聞いていますけど、この点局長いかがでしょう。

橋本環境創造局長:従来の公園事務所の中で全体を統括する中で臨機応変な対応ということにつきましては、個々の区に移管をいたしましたから出来なくなっておりますが、きめ細かな修繕がその分できるようになっておりますので、一概に従前と比較して地域に分散したから弾力的な対応ができなくなったというふうにはならないかなと思います。

 

荒木議員:では、身近な公園の管理なんですけど、土木事務所に移管する際にどのような視点で職員の配置をしたのか、伺います。

橋本環境創造局長:従来の土木事務所の業務に身近な公園の維持管理業務が加わりましたので、管理係には事務職と公園の巡回点検等を行います公園整備員を、また下水道公園係には、公園の修繕や改良工事のほか様々な市民からの要望への対応が図られるよう造園職や土木職の技術職を配置をいたしました。また、全土木事務所に、民間経験のある後援愛護会担当のコーディネーターも配置をしております。

 

荒木議員:それで、先ほどきめ細かい対応ができるというのは確かにあるんですね。中区とか西区とか公園の少ないところで比較すると、西区で44街区公園があるんですけれども、今の職員配置と、それから公園数の多い青葉区・戸塚区、青葉区226、戸塚区201、そういうところでも職員配置、同じようにしたと聞いていますけれども、どうでしょうか。

橋本環境創造局長:局の方へ移管するに当たりまして、全体の人数の中から割り振りをした結果、現実的には公園の少ない区と青葉区のような公園の多い区の中で均一的に図られてないようなところは確かにございますが、各2人または3人をそういった意味で公園の数や面積などに応じまして配置をしております。その他、維持管理に関る技能職員につきましては4人、また先ほどいいました愛護会との連絡調整にあたる嘱託1人を配置をしております。

 

荒木議員:公園数の多い戸塚区とか青葉区の方にお聞きしたんですけれども、やっぱり自分たちが一生懸命やるんだけれど、手の負えないところは委託で任せてるって、私も聞いたんですよ。でもやっぱり職員とすると、自分たちが安全管理上も公園の管理きちっとしたいと思うと、とてもじゃないけど委託のやり方では満足できない。結局そういうことでいうと、市民サービスからみても、やはりきちっとしたプロの目線できれいな公園づくりをしていただくあるいは安全点検もきちっとしていただくということはとても大事なことだと思うんですけど、この点職員が少ないという話はきいていませんか。

橋本環境創造局長:区の方からは、移管した直後で相当てんてこ舞いをしまして、17年度は忙殺を極めたというような声は所長会等で伺っておりますが、所長会等からは実際に公園業務が区に移管してやはり土木事務所全体の中でなんとかやりくりをして、課題をクリアしていこうというような雰囲気もでてきておりますので、職員が足りないというだけではないのかなというふうに思います。

 

荒木議員:本多副市長、他の区も多分同様だと思うんです。土木と公園管理、今一緒になって、本当に土木、悲鳴上げているんですよ。ただ、聞くところによるとやっぱり人員要求、すごっくしにくいって言ってます。でも現状でいうと、やっぱり安全管理上も横浜市が責任を、公園であれば、そこの職員体制をきちっとそれぞれの区の状況をききながら私は配置すべきだと思うんですけど、いかがでしょう。

本多副市長:まず、最初の配分ですけれども、やはり人間ですから0.5にするわけにはいきませんので、そういうような基準の中で配置をしますので、大きいのと小さいのは同じ人数だから一概にそれが違うということにはまずならないと思います。
  もうひとつは、業務の中身ですけれども、実際に確かに公園いっぱいかかえている区では大変だろうと思います。ですからそこのへんのところを業務の中身で判断をして、いわゆる公務員でやるべき仕事なのか、外部に委託してもできる仕事なのか、ということは従前に見極めながら、配置を考えていくということです。

 

荒木議員:私のところでも、南区の睦町公園、野球場の水はけ悪くて、本当に使えないっていう要望があって、実は土木と公園の本庁の方とかかわっていただいたんです。で、やっぱり最終的には予算がないっていうことで、どうするかっていう話になった時に、局の方でなんとか工面してくださったんですけど。やはり公園も今たくさんあって、市民から大変望まれているわけですよね。管理補修費も含めて、やはりこの点の予算配分もきちんと考えていかなければいけないと思うんです。必要なところには必要な予算立てをする、この点いかがでしょうか、局長。

橋本環境創造局長:限られた予算の中で、土木事務所に限らず修理等市民からの要望に応えていかなければいけないというふうに考えております。先ほど先生お話がございました睦町公園の改良につきましては、局の方で急遽対応しておるところもございますので、緊急時の対応等につきまして、執行予算に不足が生じた場合には、局の方で適切に対応しておりますし、今後ともそのような対応の中で極力機能を維持するように努めてまいりたいというふうに考えております。

扇島に台子簿な火力発電所建設で、地球温暖化を促進しないか


荒木議員:最後に、扇島パワーステーションについて伺います。この概要についてお願いします。

橋本環境創造局長:鶴見区の扇島に、天然ガスを燃料といたしました動径出力約122万キロワットの火力発電所を建設しようとするものでございまして、敷地面積は約7万2000平方メートルとなっております。

 

荒木議員:CO2の年間排出量、ご存知でしょうか。

橋本環境創造局長:扇島パワーのCO2の排出量ですが、年間333万トンと承知しております。

 

荒木議員:この数値というのは、横浜市の年間総排出量の16.8%を占める大規模な施設だと聞いています。そこで、大量に窒素酸化物を排出することから、この2003年度から、先ほどもずっと議論のあっていた地球温暖化の関係でいくと、横浜市の管理計画と関っていくと、この大規模な施設ができることによって影響がないのかどうか、伺います。

橋本環境創造局長:既存の全国の平均的な火力発電所にくらべまして、今回扇島パワーの施設につきましては、二酸化炭素排出量が少なくなっており、天然ガスを燃料とする効率の高い発電方式を採用したものということでございます。そういうことで、国の京都議定書の達成計画の中にも示されていますが、二酸化炭素排出原単位の小さいエネルギー源の活用につながるというふうに考えております。

 

荒木議員:できればそういうふうになっていくという話なんですけど、現状ではいくら作ったとしても、この新しくできることによってのC O2の排出量っていうのはふえるんじゃないですか。

橋本環境創造局長:火力発電所のCO2の算定基準が異なっておりまして、その事業所全体が操業によってCO2が排出した時にそのすべてが排出量になるということではなくて、エネルギーを利用しておりますから、エネルギーにつきましては各家庭での需要者側の使用量によって算定するというような計算方法になっております。そういいことで、発電所の立地によりまして、立地側でカウントされる二酸化炭素の排出量につきましては、発電所の所内で利用される電気に相当する二酸化炭素の率は、概ね4%程度でございます。総配電ロスにつきましては概ね4〜5%程度というふうに算出しております。それで、この発電所から二酸化炭素排出量のうち、ただいまの所内利用と総配電ロスの排出量につきましては年間15万程度を想定をしております。