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Gikai 議会での質問

【病院経営局】関美恵子議員の質疑全文

関議員:私は、日本共産党を代表し、質問します。

医師数激減、医療の質の確保は大丈夫か


  脳血管医療センターは、急性期から回復期に至るまでの一貫した治療に取り組む脳血管疾患専門病院として、市民の期待を担っております。そこで、伺いますが、過去3か年の入院、外来延べ患者数の推移はどうか伺います。

上野担当理事:入院患者数は、03年度99,254人、04年度95,754人、05年度85,769人になります。なお外来患者数は、03年39,226人、04年は38,042人、05年は35,602人になっております。

 

関議員:03年度と比べ、05年度は、入院で約1万3,000人、外来で約4,000人の延べ患者数が減っています。主な原因は何か伺います。

上野担当理事:17年度中に、特定の診療科で医師の不足があったためでございます。

 

関議員:医師不足については、昨年の春ごろから顕著になり始め、その影響で、昨年秋から今年の5月にかけ、センター開設以来の24時間365日体制での救急患者の受け入れを制限しなくてはならない異常事態になったとも聞いています。過去5年間で、入院患者や外来患者が最も多かった03年度と比べ、05年度の医師の状況はどうだったのか伺います。

上野担当理事:年間当初の医師の数ですが、15年度は27人、17年度は25人と、ほぼ同数になっております。しかし内科については、15年度4人おりました医師が1名になったということで、循環器を専門にする医師がいなくなりました。また、脳神経外科、麻酔科の医師が年度途中で退職いたしました。

 

関議員:06年度5月時点では、さらに減って、医師は18人になっています。神経内科が12人から6人に、脳神経外科は3人から2人に、麻酔科1人から0という状態になっています。それでは、この10月時点の医師の状況はどうなっていますか、伺います。

上野担当理事:10月現在ございますけれども、先生は脳神経科医師が2人といいましたが、センター長統括安全管理者にも1名脳外科の医師が配置されていますので、今現在の脳外科の医師は3名。センター長は脳外科の資格を持っていますが、別に担当しています。神経内科の医師が4名、リハビリテーション管理士が5名、麻酔科の医師が1名、その他を含めまして全体で16名となっております。

 

関議員:16名ということで、さらに減っているということだろうと思うんですね。伺いましたところ、0のところは非常勤、麻酔科は市民病院や市大からの応援を得ているということですが、それにしても減っていると思います。医療法上でも、06年度医師標準数は17.65人、また、医師数は、常勤換算で18.79人と聞いておりますけれど、非常に厳しい状況だということだろうと思います。ところで、開院時の医師定数は何人だったのか、またそうした理由は何か伺います。

上野担当理事:医師の定数は32名でございます。24時間365日救急など市民の望む質の高い医療を提供することを目指してそういう配置をしております。

 

関議員:それでは現在の厳しい医師数で、医療の質が確保されていないのではありませんか伺います。

上野担当理事:現在の医師の体制の範囲ということですけども、医療の安全、質を最優先に入院患者数を適切に管理しつつ、こういった中で24時間365日の救急についても、今年の5月20日から再開しております。

 

関議員:医療の範囲の体制内ということですが、現在の医師不足は、医師が半減し、急性期病床111床のうち、患者の受け入れを8割に制限した時と比べても厳しい状況になっています。今年の4月から9月の上半期の入院患者数と1日あたりの入院数はどうなっているのか、伺います。

上野担当理事:今年の9月までの入院患者数は延べで38656人1日あたりでは、211人。

 

関議員:211人ということは、非常に低い数字だと思うんですね。医師不足については、議会でも議論になり、わが党も質問し、過去に病院経営局長から努力するとの答弁もされています。にもかかわらず、現在に至ってもこういう状況では、努力が足りなかったのではありませんか。

上野担当理事:医師の確保につきましては、昨年度より県内はもとより、都内あるいはその近県の大学とか病院に医師の派遣をたびたび依頼をしております。また、依頼するだけではなくて、センターの方でも医師にとっても働きやすい職場環境を整えるということで、魅力ある病院作り取り組んできたところです。その結果、数としては、先ほど申しあげた数ですけれど、入れ替わりがあります脳神経外科医など確保できた診療科もあるということで、全国的な医師の不足がある中で、今厳しい状況ではありますけれど、なお一層努力していきたいと思います。

 

関議員:全国的に確かに医師不足は深刻ですよね。ただ見通しはどうですか。努力するけれども。

上野担当理事:個人的な伝ばかりでなく組織的に働きかけも行っておりまして、必ずしも悲観的な状況ではないと思います。

 

関議員:脳血管医療センターについては、救急を含め現在の医療機能を引き続き維持していくと聞いており、是非頑張って欲しいと考えます。これまでどのような努力をしてきたのか、今後の取り組みも含めて伺って、私の質問を終わります。

上野担当理事:救急につきましては、17年度は週末の一部の日で対応できなくなっておりましたけれど、脳神経外科麻酔科の医師を確保できたことによりまして、先ほど申し上げた通りですけれども、今年5月から24時間365日救急を再開しているところです。今後とも救急を含めて現在の機能維持を図って参りたいと思います。