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【06.05.31】保育園民営化訴訟問題で中島議員が質問、荒木議員が討論

「子ども第一の保育を!」横浜市は控訴をやめよ

 5月31日に開かれた横浜市議会で、市立保育園の民営化手続きに違法性を認定し、市に損害賠償の支払いを命じた横浜地裁の判決を不服として東京高裁に控訴する議案が提出され、自民党、民主党、公明党、ネットワーク横浜などの賛成多数で可決されました。
日本共産党横浜市議団は、判決を真摯に受け止めて控訴はやめるべきという反対の立場で、中島文雄議員(鶴見区選出)が質疑を、荒木由美子議員(南区選出)が討論を行いました。

質問に立つ中島文雄議員  中島文雄議員は、「裁量権の行使に逸脱、濫用があり違法との判決を受けても、児童福祉審議会の意見具申から1年足らずで民営化したことについて、『拙速ではなかった』『十分説明した』と市長は強弁するつもりか」、「民営化する場合の留意点として『子ども達への影響について十分な配慮』『入所児童の保護者の意見・要望を聴き、信頼関係の下に進めること』などを求めた児童福祉審議会の意見具申にどう答えるのか」問いただしました。
 さらに、「多様な保育ニーズに応えることと民営化とは必然の関係はない」との判決や、今年4月からの法外扶助費の削減などを取り上げ、「保護者・利用者の納得と理解が得られると思うか」と、コスト削減を優先する市長に見解を求めました。
  中田市長は、「全19回にわたる保護者説明会の開催や引継ぎ、共同保育の実施、移管後のフォロー対策の実施など、保護者への説明や不安解消に努めてきた」「民間移管によって効率化を図り、全体として保育の質を向上させることはきわめて横浜市にとって重要」などと、従来と変わらない答弁に終始。また、「説明会に保護者の方が不参加で説明が不十分で、拙速というふうに言われてしまっては、民間移管はできなくなると考えている」と居直りました。

討論する荒木由美子議員  荒木議員は、自らが子どもを抱えながら市立保育園の保育士をしていた時、画用紙一枚クレヨン1本でさえ思う存分与えることができなかった経験から、横浜の保育を将来の子どもたちのためにもっと良くしていきたいという思いから市会議員になろうと決断したことを紹介。民営化によって子どもたちは心の奥深くに傷つき、修復するのは大変なことであるという重大さに目をむけ、「保育は人」という判決の趣旨を市長は認識して汲み取るべきだと述べました。また、今回の判決を議会としても重く受け止め、控訴をやめさせるとともに、予告から実施までわずか一年余での民間移管はやめるべきだと主張しました。

詳しくは下記をご覧下さい。
「『市第3号議案 横浜市立保育園廃止処分取り消し請求事件に係る控訴の提起』に対する質疑」中島文雄議員 (06.05.31)
「『市第3号議案 横浜市立保育園廃止処分取消請求事件に係る控訴の提起』に対する討論」荒木由美子議員 (06.05.31)



 

 

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