市政ニュース
2022年7月19日

全てのひとが学べる一端を担う夜間学級への支援を強めて 神奈川・横浜の夜間中学を考える会と懇談

2022.7.15夜間中学校

7月15日、日本共産党横浜市議団は、神奈川・横浜の夜間学校を考える会と横浜市の来年度予算編成に向けて懇談し、要望を受け取りました。横浜市は中学校夜間学級を蒔田中学校(南区)に設置し、6月16日現在、副校長1人、5人の専任教員、10人の非常勤教員のもと、17人が学んでいます。

直近の国政調査では、横浜市内で未就学者2,276人、最終卒業学校小学校9,531人が把握されています。

同会からは安田隆代表ら、7人が出席し、党市議団からは白井まさ子、古谷やすひこ両副団長とかわじ民夫、みわ智恵美、北谷まり、宇佐美さやか議員が出席しました。

同会から寄せられた12の要望項目のうち6項目を紹介します。

① 蒔田中学校夜間学級のチラシにある「入級要件」に、文部科学省通知に合わせて「卒業していても不登校等で実質的に学習できなかった人」を明記すること。

② 横浜市在住又は在勤でない人も蒔田中学校夜間学級に入学できるよう求める。

③ 日本語力の不十分な生徒のための「日本語特別クラス」を設置を

④ 夜間学級の配当予算を抜本的に増額することともに、使用できる教室を増やすこと

⑤ 夜間中学にも「就学援助」制度を適用すること

⑥ 給食を夜間中学にも実施すること

北谷議員は、保土ヶ谷区役所に学校に行けないという相談や、日本語を学びたい等の相談が寄せられることも多い。そこで夜間中学校を紹介できるケースもある。これからも提案していきたいと思っていると述べました。

白井まさ子副団長は、文部科学省が夜間中学校を応援している波を勢いに、出された要望が前に進むように力を入れていくと決意を述べました。


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