資料
2023年10月23日

【3定ピックアップ①】 現行の保険証の存続求める請願への各会派の態度

「現行保険証の存続、保険証廃止の撤回を求める」請願・陳情の結果について

議会pickup赤

2023第3回定例会(9/5~10/19)で提出された請願・請願の各会派の賛否理由(常任委員会)と結果をお知らせします。
日本共産党(5人)は、請願・陳情は市民の切実な声であり、採択を求めましたが、残念ながら賛成少数で不採択になりました。引き続き市民の声を大切にする市政になるよう力を尽くします。

現行の健康保険証の存続、廃止撤回等を求める請願・陳情(常任委員会での態度)

共産党 〇

自民党 ×

公明党 ×

立憲民主党 ×

維新の会 ×

民主フォーラム(国民)×

【各会派の賛否理由(要約)】

9月15日 健康福祉・医療常任委員会

日本共産党・大和田あきお議員(戸塚区)採択

大きな国民的な問題。国民の7割以上から健康保険証の存続が求める声がある。障害者施設や高齢者施設の関係者からも保険証廃止、マイナンバーカード一本化では対応できないと声が上がっている。マイナンバーカードのトラブルも未だに改善の見通しも立っていない。そういう中で実施ありきで、国民皆保険制度を崩すような健康保険証廃止というのは、極めて問題。国民の誰もが医療を受けられる国民皆保険制度を潰してはならない。採択に賛成する。

自民党・渡邊 忠則議員(鶴見区)不採択

マイナ保険証の一連の問題に国民の皆様に不安が生じているのも事実であり、しかし不安払拭に向けて国が先頭に立って、総点検や修正作業を行うべきであると考えている。その上でマイナンバーカードと健康保険証の一体化は、我が国のデジタル化を進める上の象徴的な取り組みであり、早急に推進することが重要だと考えているので、今回の請願陳情については主旨に沿い難い。

公明党・中島 光徳議員(戸塚区)不採択

マイナ保険証については、資格確認書の様式だとか、また有効期間に関しての柔軟性を持たせることだとが、マイナ保険証のメリットを広く国民に周知して国民の不安を払拭することを国に求めていくことが、重要と考えている。いずれにしても今は、国の総点検作業とその後の国会での議論を注視すべき時期であるため、今回の陳情については主旨に沿い難い。

立憲民主党:長谷川 えつこ議員(栄区)不採択

国民や医療機関に混乱を与えている状況では、国民の理解を得ることは大変厳しいと考えています。もっと時間をかけて安定稼働した上での廃止の時期を判断すべきであると考える。しかしながら現在マイナンバーの総点検を各自治体等が行なっており、その結果を受けて政府が方向を示し国会で様々な議論がなされるものと認識をしているので、現時点での保険証の存続を求める意見書を提出するものではないと考えております。

日本維新の会・関嵩史議員(保土ケ谷区)不採択

医療受診の最適化から遠ざかる可能性もあると判断して趣旨に沿い難いという結論に至った。

民主フォーラム(国民)こがゆ 康弘議員(旭区)不採択

国の動向見定めて判断すべきだと思うので、主旨に沿い難いということでお願いする。

【9月21日本会議での結果】

賛成:共産5、無所属2

反対:自民34、公明15、立民14、維新8、民主4、無所属(2)

ほっとライン請願号(マイナ保険証)2023.10.16

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