週刊ニュース
2022年12月13日

全員喫食の給食はデリバリー方式ではなく学校調理方式で 12/6 宇佐美さやか議員が議案関連質問 不登校問題などの教育環境の課題解決にむけて提案 12/9 古谷やすひこ議員が一般関連質問 2022.12.14号

サムネ週刊ニュース

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こんにちは2022.12.14全市

全員喫食の給食はデリバリー方式ではなく学校調理方式で
12/6 宇佐美さやか議員が議案関連質問

横浜市会では12月6日、本会議にて市長が提出した議案に対する質問が行われ、宇佐美さやか議員(神奈川区選出)が登壇。提案されている「横浜市中期計画」の策定などについて山中竹春市長に質問しました。
宇佐美議員は中学校給食について、全ての生徒を対象としたことは、現行の選択制からの転換であり歓迎すると述べました。しかし、実施の方式は、デリバリー弁当方式のままだったことに対し、多くの子育て世帯のみなさんから「残念」という声が届いていると指摘。その上で、子育て世帯が「住みたい都市・住み続けたい都市・選ばれる都市」を目指すのであれば、パブリックコメントに寄せられた多くのコメント、8万筆近い署名で要望されている学校調理方式の給食への転換を、今こそ強く求めると訴えました。
早期に提供できる実施可能性を勘案
…山中市長答弁
 山中市長は「生徒の成長を支えるために、栄養バランスの整った給食を全員に届けることは、学校給食法の趣旨であり、多くの市民の皆様からの長年の要請であると受けとめている。実施方式に関しては、政令市最多となる8万3000食の給食を同時期に、同じ内容を、そして早期に提供できる実施可能性および市の財政状況を様々な角度から総合的に勘案して決定するべきものである」と述べ、多くの市民が永年にわたって切望してきた温かい中学校給食実施に背を向けました。

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不登校問題などの教育環境の課題解決にむけて提案
12/9 古谷やすひこ議員が一般関連質問

9日の会派代表一般質問では古谷やすひこ議員(鶴見区選出)が登壇。深刻化を増す不登校問題などについて取り上げました。
古谷議員は、2021年の不登校児童・生徒数は全国的に過去最多となり、横浜市でも毎年増え続けている。一人一人不登校の状況は違うと思うが、原因をどう分析しているのか問いました。その上で、この事態を改善させるには、子どもも教員も余裕をもって過ごせる環境が必要として、具体的には教員の加配を行うこと、政令市で一番小さな校庭面積基準の見直しを求めました。
不登校児童対策として、登校できない生徒を対象に別教室を活用した「ハートフルスペース」等にしっかり予算をつけ推進することを提案。 また、不登校への対応については学校復帰を前提とせず、フリースクールなど学校以外の多様な学びの場もきちんと市として位置付け支援すること、不登校児童生徒の健康診断についても学校だけではない場も提供することを提案しました。
ハートフルスペースを中学校から拡大する            …鯉渕教育長
鯉渕信也教育長は、ハートフルスペースについては、個別最適な学びの保障につながる有効な取り組みであるため、まずは中学校を中心に、実施校を広げていきたいなどと述べました。


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