市政ニュース
2016年10月5日

【決算特別委員会】古谷議員が消防局審査で質問

消防出張所の当直室等の環境改善を

消防局審査で質問する古谷議員古谷やすひこ議員(鶴見区選出)は5日、2015年度決算特別委員会の消防局審査で、救急車の整備、消防職員の執務環境の改善、消防団の出動報酬、防火水槽の更新について質問しました。
 消防職員は昼夜を問わず出場し、市民の命を守るため、危険性が高い過酷な災害事故現場において、適切な活動が求められます。
 そこで古谷議員は、12年前に定められた「庁舎建設基準」を基に消防職員の当直室など執務環境について調査しました。その結果、基準に達している所は、18消防署のうち3か所、78消防出張所のうち5か所にとどまっていました。また、24時間交代の勤務体制では当直室の環境が重要ですが、基準では個室が基本となっている当直室がパーテーションやカーテンなどの簡易仕切りとなっていたり、カーテンも付いていない出張所がありました。さらに、女性用の休憩室は一か所もなく、浴室やトイレ・個室の当直室が整備されている所も78出張所のうち10か所しかありませんでした。
 古谷議員は、24時間の勤務体制を支える消防職員の激務や、今年の新人消防士163人中23人が女性で、これからも増加する傾向にあることなどを鑑みて特に女性の執務環境を整備することは喫緊の課題だと述べました。そして、消防署や消防出張所の更新計画を立てるとともに、毎年少しずつでも改善を図るべきだと主張しました。また、傷病者や救急隊員への感染防止の消毒室を未設置の各消防署・出張所に一刻も早く設置するよう求めました。
 久保田消防局長は、職員が働きやすくなるように、限られた予算の中で優先順位を付けながら、計画性を持って整備するよう努めると答えました。消毒室については、現在は未設置のところでは、近くの消毒室に出向いているが、最終的には救急隊配置の全ての消防署出張所に配備したいと答えました。

質問と答弁の全文は「■消防局(古谷やすひこ)」をご覧ください。


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