市政ニュース
2019年6月18日

横浜市精神障害者家族会連合会(浜家連)と予算要望

障害の種別で精神障害者やその家族が不利益と感じるような行政は、ただちに是正を

懇談6月17日(月)日本共産党横浜市会議員団は、横浜市精神障害者家族会連合会(浜家連)の皆さんと、来年度予算要望について懇談をおこないました。

浜家連からは宮川玲子理事長ら14名が出席し、党市会議員団からは、あらき由美子団長ら9人の議員と事務局1人が出席しました。

懇談の中では、 「ひきこもり」に関する事件が続いていることに対して、障害者本人はもちろん、その家族に対して社会全体は「自分たちで解決すれば良い」との風潮があることに問題があり、制度等の充実がなおさら求められる時である等の意見をはじめ多くの声が寄せられました。

<最重点要望項目>

1.「精神障害にも対応した地域包括ケアシステムの構築推進(構築支援)」事業への取り組みを本気で行ってほしい。

2.「日中サービス支援型共同生活援助」による常時支援付きグループホームの整備

3.危機にある精神障害者への24時間対応訪問介入の施策化

4.医療費の助成拡大

<そのほかの意見>

・障害の種別によるケアは必要で、知的・身体障害に比べて精神に対しては著しく行政の対応は弱いと感じているので是正をしてほしい。

・各区の機能が弱い、どこが、だれが中心的な役割を果たしてくれるのかわかりずらい

・行政には様々な仕組みがあるが、障害者を中心に「点」になってしまっているので、これを是非とも「輪」にしてフォローしてほしい

・医療現場の特に精神障害関連に対しては「隠ぺいの体質」があると報道も含めてされているので改善して欲しい

あらき団長は、「皆さんが各行政区への提案・要請を強めることが大切、個別相談等の仕組みを行政としても必要だと感じているので引き続きバックアップしていきたい」と述べ、終えました。


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